映画『鈍色ショコラヴィレ ビエンナーレ』の公開記念舞台挨拶が2月17日(土)新宿武蔵野館で開催され、出演者の中田乃愛、彩輝なお、おかやまはじめ、篠崎彩奈、監督を務めた金森正晃が登壇した。
「鈍色ショコラヴィレ ビエンナーレ」はショコラの街、金沢を舞台に出版社で働く主人公の木曳野志織(中田乃愛)が、上司や職人、芸術家たちとぶつかり、支えてもらいながら、仕事の楽しさ、やりたい事を見つけていく成長物語。
中田乃愛は地元・金沢を舞台にした作品で主演を務めたことに「高校を卒業するまで石川県で暮らしてきて、その土地の良さっていうのをすごく感じながら生きてきたので、いつかその魅力を伝える作品に出たいと思っていました。ご縁があって出演させていただけることになったので、制作陣の方、監督に感謝しています。暖かい現場で撮影ができて、キャストの皆さんにも感謝しています。緊張したんですけど、すごく和やかな現場で撮影ができて、私にとって思い出深い作品になりました」とコメント。
彩輝なおは金沢での撮影について「金沢は舞台のツアーで何度か来たことがありましたが、初めて北陸新幹線に乗って、撮影はハードスケジュールだったのですが、朝だけで終わる日もあって金沢城だったり、大好きなスーパー銭湯にも行きました(笑)。金沢は歴史と文化に溢れていて、食べ物は美味しくて素晴らしい街だと思いました」と振り返る。
おかやまはじめは金沢での撮影エピソードを語り「僕は撮影が終わるとすぐ飲みに行くんですけど、部下役の月亭方気さんと飲みに行って、のどぐろを食べてお刺身を食べてもう一軒行ってホテルに帰って朝起きたら財布が無くて。『やっべーなー』と思ってロビーに行ったら係員の方が財布届いてますよって。優しい街だと思いました」とビックリした様子。
篠崎彩奈は演じた役について「中学生のときに美術の成績が良く、絵を描くのが得意だったのでアーティストの役は適役だと思いました」と話し、金沢でのエピソードについては「込山榛香と行ったお店の焼き鳥と日本酒の組み合わせが最高すぎて、私だけお酒を飲んで酔っ払っていました」と振り返る。一週間前にAKB48を卒業して「舞台挨拶に登壇し、お芝居の仕事にもチャレンジしていこうと身が引き締まる思いです」と決意を表した。
撮影現場にはチョコが溢れていて中田乃愛は「撮影のときに集まるベースに、いつもお菓子などの差し入れがずっと置いてあって、それを毎日食べるのが楽しかったです。作品で出てきたお店にいただいたお菓子が本当に美味しくて、金沢駅から東京に帰るときに購入させていただきました」と気に入った様子。最後の挨拶では「チョコのお話がちょこっとになってしまいましたが、映画の魅力が伝わっていったらいいなと思います」と締めくくり舞台挨拶を終えた。映画『鈍色ショコラヴィレ ビエンナーレ』は2月16日(金)より新宿武蔵野館、3月2日(土)より大阪シアターセブンほかで順次公開される。
映画『鈍色ショコラヴィレ ビエンナーレ』予告
映画『鈍色ショコラヴィレ ビエンナーレ』
出演者:中田乃愛、彩輝なお、おかやまはじめ、宮崎あみさ、込山榛香、篠崎彩奈、安田和博
監督:金森正晃
脚本:三浦賢太郎
企画製作:ショコラの街金沢実行委員会
配給:モクカ、大仏兄弟
2024年2月16日(金)より新宿武蔵野館、2024年3月2日(土)より大阪シアターセブンほか全国順次公開