女性アイドルグループ日向坂46ドキュメンタリー映画第2弾『希望と絶望』の完成披露上映会が6月30日(木)ユナイテッド・シネマ豊洲で開催され、日向坂46メンバーの加藤史帆、齊藤京子、佐々木久美、富田鈴花、松田好花の5人が登壇。舞台挨拶を行った。
2022年7月8日(金)に公開を控える日向坂46ドキュメンタリー映画第2弾『希望と絶望』。2度の延期を乗り越え、目標としていた東京ドームでのライブ開催までの道のりに密着。トップアイドルが傷つきながらも全力で駆け抜け、夢のステージへと走り続けた2年間の記録。
日向坂46メンバーは完成された『希望と絶望』を観て「みんな笑い声をあげながら、観てました。メンバーが見るからこそ面白いシーンがあって。涙を流しているメンバーはいなかったですよ」と佐々木が答える。「観る前はシリアスで落ち込むかもしれないと聞いていたけれど、観たら大爆笑でした」と加藤も続く。齊藤は「15人ぐらいのメンバーと観ていたんですけど、加藤と久美がずっと笑ってて、私は真剣に観たかったんですけど・・・」と苦言を呈する。
そんな中、印象に残ったシーンを加藤は振り語り「おひさま(日向坂46のファン)となかなか会えなく無観客ライブをしていて、久しぶりにおひさまと再開できたシーンが印象に残っています。その当時の気持ちもまだしっかりと覚えています」と熱く語る。
佐々木は「私達ってライブのときに会場の外を見ることってなかなか無く、おひさまがどれくらいいるかわからない状況でステージに立つんですけど、映画では東京ドームの外の様子が映し出され、こんなにたくさんの方が私たちを見るためだけに集まってくれたんだなって実感できたので、そのシーンがすごく印象に残ってます。あと、ライブ後のおひさまの生の声を聞けたのもすごく嬉しくて、そのシーンを映画に入れてくださった監督に感謝です」と振り返った。
富田は「2年ぐらい密着していただいて、季節の変わり目ごとにインサートが差し込まれ、例えば海みたいな。年間通して密着しているんだよっていうことが身にしみて感じるシーンでした。私たちが映っていないところでも繊細な映像が使われていて」と監督、制作陣に感謝した。
松田は「自分のシーンなんですが、ちょうどその密着期間に休業していて、休業明けで復帰するシーンとか取り上げてくれたり、復帰する前にリハビリじゃないですけど、筋トレとかダンスレッスンをしているシーンに、突撃して会いに来てくれたメンバーがいて、ベタベタ寄ってきてくれたところなど注目してほしい」と加藤を見ながら話す。加藤は「帰ってきてくれて嬉しくて嬉しくて」と微笑んだ。
映画を通して気になったところに加藤は「インタビューカット時に潮紗理菜のマスクが上下逆さまにつけていて・・・」と語ると他の4名も気が付いていて「マスクのワイヤーが顎にきてるんですよ」と暴露。キャプテンの佐々木は「上村ひなのが映画第1弾『3年目のデビュー』の頃は自分がもっと頑張らなきゃって感じだったのに、今回はグループ全体のことを考えてコメントしていて」とメンバーの成長に胸を打たれていた。松田は5枚目のシングル『君しか勝たん』でセンターを務めた加藤に触れ「キャンペーンで鬼のように忙しい頃の話が取り上げられていて、私は当時の史帆さんの気持ちとかを聞くことができなかったので」衝撃をうけたと語る。
舞台挨拶最後に加藤は「苦しい笑顔のときもあったけれど、共有してもらえれば」、齊藤は「初めて観た方はちょっとビックリするところもあると思う」、佐々木は「この2年間はあまり見て欲しくないと思っていましたが、これからも一緒のおひさまの皆さんには知っていて欲しい」、富田は「前作の『3年目のデビュー』を観てファンになってくれた方が多いので、今作で日向坂46を知ってもらうきっかけになれば」、松田は「東京ドームまでの833日に密着してもらって、厳選された映像が使われています。これからも日向坂46について行こうと思ってもらえれば」と語り舞台挨拶を終えた。日向坂46ドキュメンタリー映画『希望と絶望』は2022年7月8日(金)より全国公開。
日向坂46ドキュメンタリー映画第2弾『希望と絶望』予告
日向坂46ドキュメンタリー映画第2弾『希望と絶望』
出演:日向坂46
製作総指揮:刀根鉄太
企画監修:秋元康
監督:竹中優介
エグゼクティブプロデューサー:平野隆
プロデューサー:大澤祐樹 制作プロデューサー:鈴木雅彦(TPK) ディレクター:関根智大(TPK)
制作協力:TPK
制作:TBSテレビ
宣伝配給:TBSテレビ/キグー
製作幹事:TBSテレビ
特別協力:To b. by agnès b.
©2022 映画『希望と絶望』製作委員会
2022年7月8日(金)全国公開