映画『チェイサーゲームW 水魚の交わり』完成報告プレミアムイベントが3月28日(土)都内で開催され、W主演を務める菅井友香、中村ゆりか、監督の太田勇が登壇した。

ゲーム業界のリアルと、女性同士の恋愛を繊細に描き、多くの視聴者から熱い支持を獲得したドラマシリーズ「チェイサーゲームW」。菅井友香と中村ゆりかがW主演を続投し、映画『チェイサーゲームW 水魚の交わり』として5月15日(金)より、新宿バルト9ほかで全国公開される。

二人はイベントグッズのTシャツ、リボンスカーフを身に着けて観客席を練り歩いて舞台に登壇。会場はファンの熱気に包まれ、グッズのペンライトで彩られた光景に、キャスト陣も思わず笑顔を見せ、終始和やかな雰囲気の中でイベントが進行した。2週間前の取材で久しぶりに再会したという二人。「久しぶりに会っても、変わらない空気感が心地いい」と菅井友香は語り、ともに作品を作り上げてきた2人ならではの、不思議なほど自然なやり取りが会場全体を和ませた。
この日のために用意された会場限定予告映像と主題歌映像が公開され、映像を初めて見たという中村は「今までの2人の日々が全部走馬灯のように駆け巡り、感動しました」としみじみ。菅井も「去年の夏に撮影していたんですけど、その時の空気感や香りがいろいろ蘇ってきて…いい映画だな」と完成した作品への期待をにじませ自画自賛した。

ここで太田勇監督が登壇し、3人でトークセッションを行うことに。ドラマシリーズから映画化ということに菅井は「まさかまさかという感じで。シーズン2でも嬉しかったのに、映画館まで…という驚きがありました。応援してもらえて嬉しいし、それに応えたい勝負の作品でもあるなと思って気合が入りました」と振り返る。中村も「このチェイサーゲームWの世界にまた戻ってこれるというのが、本当にただただ嬉しくて。2人の新しい未来へ歩んでいく姿が映画で表現できて、本当に嬉しいです」とコメント。一方、太田監督は「深夜ドラマを始める時って、みんな『映画になれたらいいよね』って夢物語みたいに話すんですよ。僕、ドラマをやって8年で、毎回そう言いながら絶対ならなかった(笑)。でもチェイサーゲームは本当になって、こんなことあるんだなって」と感慨深げに語る。映画化の要因を「9割9分はキャスティング次第。菅井さんと中村さんだったからこそ実現できました」と2人への絶大な信頼を明かした。

今作のこだわり演出について、太田監督は撮影手法を明かし、「ドラマ版ではハンディカメラの揺れで臨場感を演出していたのに対し、今作では『覗き見をするような感覚』で撮影したという。「カメラが揺れることで感情を作るんじゃなくて、お客さんが2人の生活をそっと覗いているような映像にしたかった。そのほうが結局感情移入するんじゃないかと思って」と語る。さらに、一部のシーンでは3分とか4分のワンカット長回しで撮影したことも告白。「テイク1しかないと思ってもらえれば、向こうも最高のものを持ってきてくれる」という監督の狙い通り、見事一発OKだったという。また劇中の樹と冬雨が暮らす家について「女性カップルを取材する中で、経済的な現実を丁寧に描きたかった」と語り、設定に込めたリアリティへのこだわりも明かした。


オフショット映像を見ながら、2人が撮影エピソードを披露するコーナーに。今作のロケ地は静岡県・伊東市。夏の撮影だったため菅井は「暑くて日焼け対策を頑張ったのに、どんどん日焼けして…」と苦笑い。一方でロケ地の魅力も満点だったようで、中村は「自然豊かで心が癒されました。海に山に、新鮮な地元のお魚を食べて、疲れた体を癒してくれる場所でした」と笑顔を見せる。
事前に募集したファンからの質問コーナーでは「私しか知らない『ゆっかー』『ゆりか』を教えて」という質問が登場。菅井は「中村さん、モノマネがめちゃくちゃ上手なんですよ。スティッチの物真似が特に上手で!」と暴露。中村は「ここでは披露しないので…FCに入って聞いてみてください(笑)」とニヤリ。中村は菅井について「長く一緒にいると、ふとした気の緩んだ表情や一息つくため息まで愛おしいなって思うようになって。そういう特別な位置にいるなと改めて感じています」と語り、会場を温かい空気に包んだ。続いて「初めて会った頃から印象が変わったところはありますか?」という質問に中村は「最初はすごく丁寧で上品な方だから、ふざけたことできないなって思っていました(笑)。でも今は本当に全く気を遣わない、なんか身を委ねられる存在です」と微笑む。菅井も「最初から変わらず素敵だなとは思っていましたけど、取材やインタビューを重ねるうちに言葉の使い方がどんどん変わっていって。事前にノートにいろいろ用意する」と明かすと、中村は「言わないで~」と悲鳴を上げた。

ここで中村ゆりかによるミニライブが開催。ドラマ版主題歌の「L.o.v.e」と映画版挿入歌の「私のType」、映画版主題歌の「Aishiteru」計3曲を披露。観客はペンライトを紫色に光らせ総立ちで応援し、会場全体がひとつになった。

イベントの最後に2人が改めてファンへ向けてメッセージを送り、菅井は「こうして作品を覚えていてくださり、思い続けてくださっている皆様にお会いできて、とても嬉しいです」と笑顔を見せ、「皆様のおかげで実現できた作品です。2人の未来が描かれ、さまざまな想いがぶつかりながらも一つの答えにたどり着く物語になっています。共感していただけるような、少しでも心に残る作品になっていたら嬉しい」と作品への想いを込めた。そして「5月15日の公開を楽しみにしていてください」と呼びかけた。続いて中村は「前作に引き続き映画化が実現したのは、皆様の温かい応援があったから」としみじみ語り、「これからもチェイサーゲームWを愛していただけたら嬉しいです」と微笑んだ。続けて「この作品が、日々を生きる中での希望やパワーにつながれば嬉しいです。公開まで楽しみに待っていてください。またお会いしましょう」と締めくくった。映画『チェイサーゲームW 水魚の交わり』5月15日(金)より新宿バルト9ほか全国で公開される。
映画『チェイサーゲームW 水魚の交わり』

出演:菅井友香 中村ゆりか 岡本望来 黒谷友香 / 伊藤歩
原作:「チェイサーゲーム」 漫画原作:松山洋 漫画:松島幸太朗
脚本:アサダアツシ
監督:太田勇
製作幹事:株式会社サイバーコネクトツー
製作プロダクション:ダブ
配給:NAKACHIKA PICTURES
©2026映画『チェイサーゲームW 水魚の交わり』製作委員会
2026年5月15日(金)より新宿バルト9ほか全国公開!



