女優やモデルとして活躍する内田理央が自身初となる主演舞台『星の数ほど星に願いを』に出演する。ブルー&スカイ演出のもと、“どんな願いも叶う神秘の石”をインチキ占い師たちに売りつけることにより財をなしていた工場の融資担当の銀行員を演じる。
内田は初の舞台主演に「あまり舞台での経験がないので、お話を頂いた時は正直不安やプレッシャーがありました」と話しつつも、「生のお芝居の楽しさやスリル、舞台でないと見れない景色を見て感じて、沢山吸収していきたいです。」と意気込みを見せた。
また、今回内田が演じるのは、“どんな願いも叶う神秘の石”を売る工場の融資担当の銀行員。工場を立て直すために、「神秘の石」が本当に「どんな願いも叶う力」を持てばいいという無茶な要求をしたりするという破天荒な役柄だが、「実は私は、いつも漫画誌の最後に載っているちょっと怪しい広告に目が釘付けになってしまうタイプなので、このストーリーがどう進んでいくのか私自身とても気になっています!!早く結末を知りたいです。」と告白した。女優・モデルとして活躍する内田理央の初主演舞台。どんな展開になるのか予測不能で楽しみだ。
内田理央 コメント
あまり舞台での経験がないので、お話を頂いた時は正直不安やプレッシャーがありましたが、今はブルー&スカイさんの世界に飛び込むことにワクワクしています。生のお芝居の楽しさやスリル、舞台でないと見れない景色を見て感じて、沢山吸収していきたいです。今回のお話は「どんな願いも叶う石」を作る町工場が舞台となっています。私はその融資担当の銀行員の役柄です。実は私は、いつも漫画誌の最後に載っているちょっと怪しい広告に目が釘付けになってしまうタイプなので、このストーリーがどう進んでいくのか私自身とても気になっています!!早く結末を知りたいです。稽古が始まるのが楽しみです。
【作・演出】ブルー&スカイ コメント
「星の数ほど星に願いを」というタイトルは、何だか少しロマンチックにも聞こえる響きではありますが、まったくそういう演劇ではありません、お詫びいたします。業績の悪化している下町の町工場と、その町工場の融資担当の銀行員(内田理央さん)が、会社再建のためにあれこれ頑張る、だけどまともな人間は一人も登場しないので、終始何を物語っているのかよくわからない、デタラメで混沌としたコメディになると思います。ただ宣伝ビジュアル撮影でお会いした内田さんがとても輝いて見えたこともあり、場合によっては大間違いのロマンチックさのかけらも見え隠れすることになるかもしれません。どうぞよろしくお願いいたします。
内田理央 プロフィール
1991年生まれ、東京都出身。レプロエンタテインメント所属。雑誌『MORE』専属モデル。
2018年放送のドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で主人公の幼馴染・ちず役で人気を博し、同作で第22回日刊スポーツ・ドラマグランプリ助演女優賞を受賞。その他、ドラマ『海月姫』(フジテレビ系)やドラマ『向かいのバズる家族』(日本テレビ系)などに出演し、ドラマ『来世ではちゃんとします』(テレビ東京系)では主演を務める。
2020年3月には映画「仮面病棟」が公開され、NHK BS時代劇「明治開花 新十郎探偵帖」(放送日未定)ではヒロイン役として、時代劇に初挑戦
【作・演出】ブルー&スカイ プロフィール
劇作家・演出家。1973年7月東京都生れ 血液型O型。
1994年に、池谷のぶえら東洋大学演劇研究会のメンバーを中心に『劇団「猫ニャー」』を旗揚げ(2001年に『演劇弁当「猫ニャー」』にリニューアル)。2004年の解散まで、全ての作品の作・演出を手がける。劇団解散後もナイロン100℃、ヴィレッヂプロデュース、親族代表、入江雅人グレート一人芝居などの他劇団・プロデュース公演への脚本提供や演出を手がけ精力的に活動する。2014年には、大倉孝二と演劇コンビネーション『ジョンソン&ジャクソン』を、2015年には市川訓睦・中村たかしとコントグループ『フロムニューヨーク』を結成し、コンスタントに活動を続けている。映像にも活動の幅を広げており、近作では、2019年7〜9月にテレビ東京系にて放送された大原櫻子主演の連続ドラマ「びしょ濡れ探偵 水野羽衣」では、企画・脚本を担当、奇抜な設定ながらも緻密さと笑いが混在する世界観で好評を得た。「ナンセンス演劇の極北」として位置し続け、その唯一無二の世界観に演劇業界内にファン多数。
舞台『星の数ほど星に願いを』
作・演出:ブルー&スカイ
出演:内田理央、田村健太郎、安澤千草、吉増裕士、師岡広明、水野小論、神谷圭介、大堀こういち
作品紹介:ナンセンス演劇の極北として、奇抜な設定と展開で、演劇界のみならずドラマ・映画業界内にもファンが多い脚本家・演出家のブルー&スカイの作・演出による新作演劇公演。
あらすじ:
物語の舞台となるのは町工場・高見沢製作所。
かつては、河原で拾ってきた石ころを「どんな願いも叶う神秘の石」としてインチキ占い師たちに売りつけることにより財をなしていた工場なのだが、悪質な霊感商法の評判もすっかり広まり、インチキ占い師も激減、銀行からの融資も絶え、資金繰りに窮する毎日。そんな中、銀行から融資の回収の命を受けて高見沢製作所にやってくる銀行員のナナ(内田理央)。彼女は工場の看板商品「神秘の石」が本当に「どんな願いも叶う力」を持てば工場の業績が回復するだろうから、がんばって石の品質を向上してほしいと無茶苦茶な要求を突きつける。工場の誰一人として石の力などもともと信じていない中、ナナの作戦は功を奏するのか……。
企画・製作・主催:プラグマックス&エンタテインメント、S・D・P、サンライズプロモーション東京
公演期間:2020年8月27日(木)~9月6日(日) 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA