永瀬莉子、野村康太がドラマ『その着せ替え人形は恋をする』制作発表会見に登壇！コスプレ＆絵付けの撮影秘話も！？

2024年10月8日（火）よりMBS/TBSドラマイズム枠にて放送がスタートする新ドラマ『その着せ替え人形は恋をする』の制作発表会見が都内で開催され、W主演を務める永瀬莉子、野村康太が会見に登壇した。

本作は累計1100万部を突破し、次にくるマンガ大賞のコミックス部門(2019)、全国書店員が選んだおすすめコミック(2020)など漫画賞を続々受賞、アニメ作品も大ヒットを記録した『その着せ替え人形は恋をする』を実写ドラマ化したもので、人気者でコスプレ大好きギャル・喜多川海夢役を永瀬莉子、海夢のクラスメイトで雛人形職人を目指す男子高校生・五条新菜役を野村康太が演じる。

会見で永瀬はオファーを受けた感想を聞かれ「もともと大人気な原作っていうのを知っていたので、不安はありましたけど、原作を見返したときに演じた海夢ちゃんの愛らしさや、愛おしくなるような存在を演じられるのがすごいワクワクしました」と当時を振り返る。野村も「大人気な原作のドラマにW主演として携われて嬉しい気持ちでいっぱいでしたし、僕自身、プライベートでラブストーリーとかラブコメを見てキュンキュンするのがすごい好きなので、それを今度僕が誰かにキュンキュンを与えるのが、すごい楽しみで早く撮影したいなっていう思いでした」と永瀬に続き振り返った。

コスプレ大好きギャル喜多川海夢を演じた永瀬は「海夢ちゃんはクラスのムービーメーカーで皆を引き込む明るさ、パワフルさで、撮影を終え家に帰ると抜け殻のようになっていました。また、海夢ちゃんの言葉って本人は何気なく当たり前に思ってることなんですが、一言一言が刺さる言葉が多くて、自分に勇気をもらえる言葉が多かったです。特に『好きなことには全力で飛び込めばいいじゃない』って言葉は今でも私も胸に残っています」と笑顔で語る。ギャル役については「メイクもしっかり濃いめに仕上げて、つけまつげを付けたり、カラコンも付けました。私自身コンタクトを付けたこともなかったので、そこは時間をかけながら付けるっていうところから始まりました。メイクをするとギャルのスイッチが入るような気分で、現場に入ってる間は不思議と海夢でいれたという実感があり、ギャルは初めてだったんですけど、すごく楽しかったです」と微笑んだ。

そんな海夢と正反対で自己主張が苦手な五条新菜を演じた野村は「新菜は“うぶ”で超がつくほど真面目なんですが、とにかく雛人形がすごい好きなんです。僕はこれまで雛人形に触れる機会がなかったので、携帯のロック画面を雛人形に変えたり、和室で生活したりして新菜の生活に近づけることを意識しました」と演じるにあたり意識したという。

本作で永瀬はコスプレ、野村は雛人形の絵付けに挑戦。永瀬はコスプレについて「全部大変でした(笑)。細部までこだわり普段の自分じゃないキャラクターになりきって、顔の骨格や目の形をテープで変えたり、ビジュアルを重視した重厚感のある衣装を着たりして、メイクや衣装込みで毎回2時間くらい時間を掛けていました。でも自分じゃない誰かになりきるのは楽しくて、ちょっと恥ずかしいセリフもコスプレしていると言いたくなる不思議な力がありました。あとコスプレとモデルのポージングは違うので、コスプレイヤーさんからポージングの研究をしました」と説明した。

野村は雛人形の絵付けについて「1個1個大変な手作業なので職人さんの偉大さを感じて、尊敬しましたね。僕は針に糸も通せないくらい不器用なので大変でしたが、やってみると楽しくて家で練習をしていたのですが、あっという間に時間が経っていました。ミシンにも挑戦して、自分の洋服の着丈を短くしたり、リメイクをしました。気が付いたら5、6着くらいしていました」と振り返る。

最後に二人は今日からスタートするドラマの視聴者に「登場人物が心優しく平和で穏やかなコスキュン♡ラブラブストーリーになっています。新菜と海夢ならではの可愛いらしい掛け合いも温かく見守っていただけたら嬉しいです」（野村）、「人生に迷った時に背中を押してくれる言葉をたくさん投げかけてくれて、好きなものに全力で突き進んでいいと教えてくれる作品になっています。コスプレにもたくさんチャレンジしているので、そこにも注目していただきたいです。新しいジャンルのコスキュン♡ラブコメ、是非是非ご覧ください」（永瀬）とコメントした。ドラマ『その着せ替え人形は恋をする』は2024年10月8日より放送がスタートする。