ロックンロールとバカンスという異色の要素を組み合わせて描かれた探偵映画『LONESOME VACATION』の初日舞台挨拶が10月7日(土)新宿K’s cinemaで開催され、出演者の水上京香、櫻井音乃、さかたりさ、斉藤陽一郎、プロデューサーの森岡龍、監督の下社敦郎が初日舞台挨拶に登壇した。
東京・高円寺。リーゼントでキメた私立探偵・古谷栄一(藤江琢磨)の元に現れたのは、元カノの今日子(水上京香)。今日子は、急逝した父親の遺品から出てきた古いフィルムに映る、若かりし父親の隣で微笑む見知らぬ女性を探したいという。フィルムの残像を手がかりに、三浦・城ヶ島を訪れた二人の、奇妙で短い調査(バカンス)が幕を開ける。
ヒロインの今日子を演じて
水上京香:対照的な役で相棒みたいな感じが演じていて、カッコいい女性だったので楽しかったです。景色がすごい綺麗な中でお芝居できるのも、スタジオのセットでお芝居するのと全然違うので、ロケーションがいいのってこんなにも気持ちがいいんだなと思いました。
主役の古谷栄一を演じた藤江琢磨さんについてはどんなで印象ですか?
水上京香:個人的に共通の友人がいて、大学1年生ぐらいの時から知り合いで友達だったので、まさか藤江君が主演だって知らなくて。でもそういう友達だったからこそ、これどう思うみたいな気楽に聞けるし、藤江君もすごくフラットに話してくれるので安心感がある中でお芝居が出来ました。
遠山美優役を演じて苦労された点はありましたか?
さかたりさ:美優は自分と近いキャラクターだと思っていたので、特に考えすぎずに自然に演じようと思っていたのですが、お母さんの方が正反対すぎて、どうしていいか本当に分からなくて。タバコを吸ったことがなかったので、タバコの持ち方とかを聞いたり、回転させる系のライターの付け方が難しくて大変だったなっていう思い出です。
城ヶ島での撮影について
さかたりさ:景色がすごく綺麗だったのもあるのですが、劇中にもある居酒屋のシーンで食べたマグロのお刺身がすごく美味しくて、撮影終わった後も2人で食べていました。
遠山かおり役で映画初出演となりましたがどうでしたか?
櫻井音乃:ギャル役だったのですが、私も普段ギャルっぽいところがあるのですが、そのギャルがちゃんと仕事をするというギャップが私に似ていると思いました。
撮影が城ヶ島で行われましたが、雰囲気はどうでしたか?
櫻井音乃:撮影時期は寒かったのですが、現場の皆さんが本当に温かく、緊張せずに撮影できたかなと思います。
そんな2人の父・遠山春樹を演じていかがでしたか?
斉藤陽一郎:こんな可愛い娘2人の親になれるなんてなかなかない機会なんでとても嬉しかったです。でも撮影が2日間で交流が無かったので全然喋っていなくて、さかたさんとは今マイクを渡されてやっと交流が出来た感じです(笑)
主演の藤江琢磨からの手紙を代読して
藤江琢磨(森岡龍):実は現在政府関係者の不倫調査の依頼が入ってしまい、ハワイに潜入捜査中です。なんて冗談はさておき、本日は初日に映画館にお越しくださりありがとうございます。どうしても都合がつかず、初日舞台挨拶に参加できずに申し訳ない気持ちでいっぱいです。この映画は僕以外の皆さんの協力があってできた映画だと思います。この場を借りて改めて感謝したいと思います。この映画がシリーズ化されるためにも、今後とも気にかけていただけますと幸いです。最後になりますが、SNSなどでチェックしますので、皆さんの率直な感想を教えてください。では、このあたりで失礼します。
映画『LONESOME VACATION』
出演:藤江琢磨、水上京香、さかたりさ、櫻井音乃、宮部純子、飯田芳、高木健、都志見久美子、松㟢翔平、森岡龍、諏訪太朗、斉藤陽一郎
監督・脚本:下社敦郎
プロデューサー:森岡龍
主題歌:すばらしか
制作:マイターン・エンターテイメント/SONHOUSE
企画・製作:マイターン・エンターテイメント
配給宣伝:ムービー・アクト・プロジェクト
配給協力:ミカタ・エンタテインメント
©「LONESOME VACATION」製作委員会
映画『LONESOME VACATION』は新宿K’s cinemaほか公開中