2022年から活動を開始した6人組バンドのJIJIMが、自主レーベル“Kilim record”より、『ブレイク・ソング』を12月20日(金)にデジタルリリースすることがわかった。
JIJIMは11月にリリースした『デイジーレイニー』が、ネクストブレイクが期待されるアーティストをJ-WAVEがピックアップする「SONAR TRAX」や、Date fmがレコメンドするパワープレイ「Date fm MEGA PLAY」の2024年11月楽曲にそれぞれ選出され、J-WAVEのチャート番組である「TOKIO HOT100」では最高位5位を記録するなど、各方面から注目をされている。
最新楽曲となる『ブレイク・ソング』は、愛を“休める”breakと、愛が“壊れる”break、男女それぞれの目線からのすれ違いを歌ったJIJIMならでは軽快な失恋ソング。隙間を活かしたシンセフレーズと、弾むようなリズムセクション。その上でソウルフルに歌い上げるポップでキャッチーなメロディ。JIJIMのレパートリーの中でもひときわ軽快なこの曲は、まるで短編映画のようなストーリーが綴られている。歌詞とメロディ、そしてバンドアンサンブルが織りなすコントラストが、この楽曲に深みを与えている。
今作のアレンジを手がけているのは、7月にリリースした「ヘルシーラヴ」でもアレンジを手掛けたOvallのギタリスト・関ロシンゴ氏。シンジュの歌声とメロディを最大限に活かしつつ、ところどころヒネリの効いたコード進行などベニー・シングス ~ トム・ミッシュの系譜に位置付けられるような、ジャジーでポップなサウンドプロダクションはJIJIMの新境地といえる。明るくポジティブに感じられるサウンド感とは裏腹な男女の別れを歌った楽曲。それぞれの“自由” とは。過去を振り返る男性と、前を向く女性、両面の感情をシンジュが歌っている。ジャケットのイラストは、今作もメンバーのホリ!!!(AGt/Syn)による描き下ろし。
シンジュ コメント
この楽曲が出来た時には自分の中に小さな男女を住まわせて、愛し合わせて喧嘩させて、仲直りさせて日々を歩ませてと、二人の営みを楽しませて貰いながらこの楽曲の制作に挑んだのですが、どうも僕自身が男の子なのもあってか、基本わがままなのは男の子の方なんです。アレンジに携わってくださったのは関口シンゴさん。この楽曲こそ、別れなんて言葉が似合わない楽曲にしたい。とそんな自分の天邪鬼な気持ちを形にしてくださりました。別れてはいますが、前を見ている。終わりじゃない。その音楽の仕上げをとても綺麗にしてくださりました。「ブレイク・ソング」とは別れだけではなくておやすみ、休憩の歌です。その後の恋の再開は、二人に任せてみました。これからどうなっていくのかは全然わからないですけど、またうまくいってほしいなぁと思ったりします。
デジタルシングル『ブレイク・ソング』は2024年12月20日(金)より配信