セントチヒロ・チッチが自身初となる写真集を発売！BiSH解散から約2年、“実家”のような感覚

元BiSHのメンバーで、現在は「CENT」名義で音楽活動を、「加藤千尋」名義では女優として活躍するセントチヒロ・チッチが9月23日（火・祝）自身初となる写真集『セントチヒロ・チッチ写真集千尋』の発売記念イベントをHMVエソラ池袋で開催した。

セントチヒロ・チッチ写真集千尋

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本写真集の撮影は東南アジアの雑多な雰囲気とヨーロッパ調の美しい建造物が共存する街、ベトナムのホーチミンで敢行。二面性の表現をテーマに「セントチヒロ・チッチ」としてはアーティストとしての側面にフォーカスし、一方の「加藤千尋」としてはありのままの素顔にフォーカスし、プライベートでホーチミンを一緒に旅しているかのような表現が感じられる一冊に。全17の衣装に挑戦しランジェリー姿も公開。透明感溢れる素肌も大胆に披露した。

セントチヒロ・チッチは自身初の写真集について「自分が生きてきた証として写真集が形として残せたことがすごく幸せ」と感想を語り、「私自身も写真が大好きなので、とても誇らしい一冊になりました」と自信の表情を見せる。今回の企画は、彼女自身が「写真集を出したい」と思ったところから始まったという。そのきっかけについて「いつ世界が終わるか分からないと思いながら生きてきて、その限りある時間の中で“自分を残したい”と強く思ったんです。いろんな活動を経て、写真集という形で証を残さないと勿体無いと感じました」と自身の考えについて語った。

撮影地に選ばれたのはベトナム・ホーチミン。グループ活動時代は海外旅行の機会が少なかったという。感想を聞かれると「ホーチミンは街並みが美しく、人柄もあたたかい。ご飯も美味しくて、アジアらしさと独特の空気が混在している素敵な場所で、ずっと行きたいと思っていた大好きな街でした」と語る。撮影中に味わったベトナム名物のバインミーについては「今まで食べた中で一番美味しくて忘れられません。写真集の中でも実際に食べているカットがあります」と微笑んだ。

初の写真集ながら、大胆に攻めたカットにも挑戦した。「せっかくの機会なので、後悔しないように挑みたいと思いました。撮影チームもプロフェッショナルなので、“今さらけ出すことが一番”と感じ、大胆なカットも楽しんで撮影できました」と振り返る。衣装は合計17着にも及んだ。お気に入りのカットについては、グループ時代はグラビアをほとんどやらず、露出することもなかなかないグループだったため「一人の女の子として自分なりに向き合って作った体と心をさらけ出した奇跡的な1枚」だと選んだ理由について語った。

BiSH解散から約2年数ヶ月が経った今、BiSHという存在について「在籍していた頃は人生そのものだった」と振り返り「今、6人それぞれの道を生きていく中で、“実家”のような感覚で、メンバーと会うと実家に帰ったような温かい気持ちになり、そういう場所があることが、すごく幸せ」と感じているのだという。

先月には『らぶあるばむ』でメジャーデビューを果たしたばかり。アーティストとしての今後については「ありのままを伝えられる表現者でありたいです。大きな目標としては武道館です」と語り「海外の人にも会いに行ったり様々なことにチャレンジしていきたい」と意気込みを語った。最後にファンに向けては「初めての写真集、とっても誇らしくて渾身の作品ができたと思うので、たくさん愛してもらえたら嬉しいなと思います。新たなチッチにも大注目よろしくお願いします」と締めくくった。写真集『セントチヒロ・チッチ写真集千尋』は講談社より好評発売中。