2016年の世界ジュニア選手権優勝など数々のタイトルを獲得し、2024年に現役を引退したフィギュアスケーターの本田真凜が8月23日(土)東京・SHIBUYA TSUTAYAにて1st写真集『MARIN』の発売記念イベントを開催した。

24歳の誕生日に発売された本写真集は「夏生まれで名前も“Marin”なので、夏らしいシチュエーションで撮影したい」と自ら希望し、氷上とは違う凜としたまなざしと素顔を詰め込んだ。撮影は現役中に何度も訪れたという台湾の都市、台中&高雄。街中を散歩するように撮影した姿はもちろん、浜辺やプールなどの水際での撮影、ホテルの撮影では、鍛え上げられた身体の強くしなやかな美しさも魅せた。少女のような無垢な横顔から、ドキッとしてしまう大人のムード漂う艶やかで大胆なショットまで、数々の大舞台で戦い続けたトップアスリートが解き放つ眩い輝きに満ちた美しさを魅せた。また、発売情報が公開されるとSNSを中心に話題となり発売即重版が決定した。
会見で本田真凜は1st写真集の発売について「いつか叶えたい目標の1つである写真集を24歳の誕生日に無事皆さんに届けることができて、本当に嬉しいです」と笑顔を見せる。出来上がった写真集については「望結や紗来に似ている写真が不思議と多くて、特に最初の白いワンピースのカットは皆から紗来に似ていると言われます」と微笑む。こだわった点について聞かれると「まず最初に決めたことはタイトルを大文字の『MARIN』にしたことです。誕生日が真夏なのでマリンっていう名前も海だったり、夏っぽいイメージで、普段は冬の競技をしているので氷が多いのですが、今回は水が素敵なんじゃないかと相談させていただきました」と打ち明ける。

お気に入りカットについては「何千枚という中から選び抜いた写真なんですが、赤いドレスのカットが写真集全体で見た時に締まるような写真で、自分的にはお気に入りです。フィギュアの表現を意識したようなカットで、強い女性で背伸びをした写真というか、大人っぽい写真になりました」と回答する。撮影にあたっては「普段から筋トレとか続けているんですが、腹筋を1日300回目標にしたりしたので、ちょっとムキムキな写真もあるので注目してください。シックスパックというよりは縦にラインが入った腹筋です」と自信の表情を見せる。しかし、撮影で行った台湾の小籠包が美味しすぎて「40個ぐらい食べちゃって途中からは小籠包ボディになっています」とハニカミを見せた。



今後の目標については「24歳になったばかりなんですが、今年は去年以上に準備していることだったり、新しい挑戦もたくさんあり、キャリアウーマン的な忙しい1年を遅れたらいいなと思っています。アイスショー『Ice Brave2』が11月から始まるのですが、それに向けて練習もスタートしているので、スケートがメインの生活っていうのは変わらないです。お客さんに向けて演技をするっていうのがすごく好きで、楽しんでいただきたいなって考えながら滑ったりとかするのが好きなので、今すごく充実しています。女優業も映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』が公開予定なのですが、望結が小さい頃から女優として活動していて、台本の相手を私もしていたり、ここ数年お芝居のレッスンに通ったりもしていたので、挑戦してみたいことの1つとして表現することがすごく好きなので充実した撮影を送らせていただいています」と語った。本田真凜1st写真集『MARIN』は講談社より好評発売中。
本田真凜1st写真集『MARIN』

撮影:東 京祐
仕様:A4判 144ページ
ISBN-13:978-4065404249
出版社:講談社
発売日:2025年8月21日