追光動画(中国のアニメ会社)とWarner Brothersがタッグを組み、中国国内で歴史的大ヒットを記録したアニメ映画『白蛇:縁起』。その日本語吹き替え版が2021年7月30日(金)に全国で公開され、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶が開催された。舞台挨拶には日本語吹き替えを担当した三森すずこ、佐久間大介(Snow Man)、杉田智和、佐倉綾音が登壇し、全国上映館でライブビューイング生中継も実施された。
佐久間は舞台挨拶で「今日は気合を入れてギラギラの一張羅です」と一声。続けて「素敵な作品なので、より多くの皆さんに観てもらえるのはうれしい」と本音をポロリ。三森は「佐久間さんが吹替えを担当しているので、普段あまりアニメを観ない方でも、もしかしたら観てみようかなと思ってもらえるので嬉しい」と期待を寄せた。佐倉は収録が一人きりだったようで「このご時世だし仕方ないのかなって思っていたら、ネットの記事には4人並んだ写真で・・・メインキャストの中で私だけいない」と収録の裏話を披露した。
イベントでは、事前にTwitterでファンから寄せられた質問に登壇者が答えることに。「アフレコ中に泣いてしまったとのことですが?」という問いに、佐久間は「三森すずこ姉さんの迫真の演技に胸を打たれて、気持ちが高まって泣いちゃいました」と回答。「収録で佐久間に助けられたことは?」という問いに、三森は「佐久間さんは人柄がパーフェクトマンなんです。優しくて周りを思いやり、取材でも記者の目を見てしっかり話し、私もこんな人間にならないといけない」と感じたと答えると、佐久間は「姉さん、ありがとうございます!」と深々と頭を下げ喜んだ。
杉田は「アフレコのときに佐久間とどのようなお話をしたのか?」との質問に「今期どのアニメを観てるの?」と話した際、僕も好きなアニメのタイトルが挙がり、「君わかっているね」と会話したのだという。また「普段から佐久間くんは丁寧で、僕はお世辞を言わないタイプだけど佐久間くんのことに関してはいいことしか出てこない」とべた褒め。「声優雑誌やアニメ雑誌の取材に喜ぶんですよ。このリアクションは自分が忘れかけていたもの」と考えさせられたそう。
佐倉は収録で「佐久間さんの声を聴いてどうだったか?」との問いに「バチクソ上手いけど誰の声?衝撃的でした」と驚きを隠せず、「いつでも声優業界にいらしてください」と答えると、佐久間は「えー嬉しい」と喜び、発声に関してはマツコ・デラックスにも「こいつヤバい」と言われたことがあると答えた。
舞台挨拶の最後に佐久間は「あ、もう終わるの?僕、舞台挨拶好きなんで、あと2、3時間やりたい」と笑顔を見せるも「素敵な作品に出会えて感謝しています。今までアニメをあまり観てこなかった方、中国アニメってどうなんだろう?って方に是非とも観てほしいです。いろいろな気持ちになる作品で、それを楽しんでほしい。今回の声優経験は宝物です」と語り、舞台挨拶を終えた。アニメ映画『白蛇:縁起』は2021年7月30日(金) より全国で公開中。
映画「白蛇:縁起」日本語吹替版
出演:
- 白:三森すずこ
- 宣:佐久間大介(Snow Man)
- 青:佐倉綾音
- はらまき:杉田智和
- 宝青坊の主:悠木碧
- 国師:柴田秀勝
- 道士:石川界人
- 蛇母:本田貴子
監督:黄家康・趙霽
日本語吹替版プロデューサー:木谷高明・白金
配給・制作:ブシロードムーブ・チームジョイ
共同配給:面白映画
主題歌:「縁 -YUÁN-」/Snow Man (avex trax)
©Light Chaser Animation Studios ©Bushiroad Move. ©TEAM JOY CO., LTD.
映画「白蛇:縁起」日本語吹替版は2021年7月30日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー