2019年8月30日(金)にシネマート新宿ほかにて公開される堀田真由が主演の世界で最も邪悪な心理学実験として知られる、“スタンフォード監獄実験”を基に描く映画『プリズン13』のポスタービジュアルと特報映像が公開された。
物語の主人公は、監獄実験の被験者となり、看守と囚人に別れた12人の男女。むき出しになる被験者たちの邪悪な側面、実験をコントロールする13人目の存在Vtuberソフィアの正体捜しへの追及。囚人と看守による壮絶なゲームの中、理性は失われ、事件は起こる。果たしてこの密室から生き残ることはできるのか?監督・脚本は映画『舟を編む』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作。主演は「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」など話題作に数多く出演する堀田真由。その他、監獄実験に参加した主人公マリを救い出そうと奮闘する姉・ユマを歌手、タレント、女優など幅広く活躍する元AKB48の板野友美、ユマの夫・コウキを「au三太郎シリーズ」のCMに出演の前野朋哉、元ヤンキーの囚人グレを元Popteenモデルの中島健、看守長ゲーテをTVドラマ「SUITS/スーツ」の岩井拳士朗が演じる。
公開された特報映像では、堀田演じるマリが「7日間の監獄実験」に半信半疑ながら、意を決して参加する姿が。だが、被験者となった12人の男女の理性は失われていき、マリはユマに助けを求める。密室ゲームを舞台に、若手スターたちの感情剥き出しの演技バトルが繰り広げられる。また、LEO今井は本作のために書き下ろした「Fandom(Remix For A Film)」について、「映画の世界観が持つ不穏な闇と余韻を感じさせるメタルなレナード・コーエンをイメージして作った」とコメント。なお同楽曲は7月24日発売カバーEP『6 Japanese Covers』に収められる。監督の渡辺謙作は「撮影前、エンドロールで余韻にひたらせたくないな、現実が映画と地続きみたいな感覚をもってもらいたいな、と考えていてふとLEO今井のデーモニッシュな歌声が脳内をよぎったと言う。LEO今井の世界の捉え方を信頼していたし、そこに彼のあの声が乗れば、そりゃカンペキだ、と出来上がりをワクワクして待ちましたが、いただいた曲はカンペキを軽く超えていた」と太鼓判を押している。ポスタービジュアルは、巨大な檻が鎮座する奇妙な実験室に集められた12人の男女が看守と囚人役を演じている。そして、モニターには、配信を見守るユマと、コウキが。タイトルが意味する「13」人目の存在の謎は深まる一方だ。映画『プリズン 13』は2019年8月30日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほかにて公開される。
ストーリー
7日間の実験で100万円の高額報酬―。人気Vtuberソフィアの公開実験<監獄実験>の被験者に選ばれたマリ(堀田真由)は、4m四方の巨大な檻が鎮座する奇妙な実験室にいた。囚人と看守に別れた被験者12人。看守となったマリだったが、優しさがアダとなり、囚人の暴走を許してしまう。怒り狂った看守たちは戯れを理由に、囚人たちを苛め抜き、マリの立場も危うくなっていく。そして、ヒートアップする実験をさらに煽る13人目の存在ソフィア。1日2回アップされる配信動画は、圧倒的な視聴回数を記録。配信を見守るマリの姉であるユマ(板野友美) は、夫のコウキ(前野朋哉)の助けを借り、マリを救出すべく動き出すが…。
渡辺謙作監督 コメント
撮影前、エンドロールで余韻にひたらせたくないな、現実が映画と地続きみたいな感覚をもってもらいたいな、と考えていて、ふとLEO今井のデーモニッシュな歌声が脳内をよぎった。 彼の「VLP」というアルバムは傑作で、一曲目の「WINO」の曲調が映画とドンピシャだと思ったのだ。しかしいかんせん歌詞世界は「WINO(飲んだくれ)」で、映画とはマッチしない。更に諸問題が噴出し、座礁しかかった時、LEO君の方から奇跡的なアイディアが寄せられ、そこからは神の思し召しのように実現した。 僕はLEO今井の世界の捉え方を信頼していたし、そこに彼のあの声が乗れば、そりゃカンペキだ、と出来上がりをワクワクして待ちましたが、いただいた曲はカンペキを軽く超えていた。ありがとう!
映画『プリズン13』
出演:堀田真由
中島健 岩井拳士朗 矢野優花 芹澤興人 宇野祥平
伊藤麻実子 立石晴香 岡部尚 宮下かな子 岡本智礼 近野萌子
前野朋哉 板野友美
監督・脚本:渡辺謙作『舟を編む』(日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞)
主題歌:「Fandom(Remix For A Film)」LEO今井
企画・配給:AMGエンタテインメント
© 2019「プリズン13」製作委員会
2019年8月30日(金)よりシネマート新宿・心斎橋ほか公開