映像企画とクリエイターの発掘プログラム「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2019(TCP 2019)」の最終審査会が12月12日(木)都内にて行われ、女優の中条あやみが登壇。中条は2020年公開のTCP受賞作品『水上のフライト』(2017年審査員特別賞)で主演を務める。
映画『水上のフライト』で主演を務める中条は、今回の映画出演に関して、「障がいをマイナスと捉えずに、個性としてプラスに変えて頑張ろうという役柄だったので、非常に素敵な話だと思い、カヌーは初挑戦でしたが、ぜひ演じてみたいと思いました。監督の映画愛という魔法で素敵な作品になっていると思うので、オリンピックとパラリンピックが開催される2020年をこの映画で盛り上げたいです」とコメント。
TCP登壇者に向けては、「私自身、今回のカヌーも自分には無理だと諦めていた部分もあったが、無理とか、できないとか、そういうことではなくできないことはない、ということを、今回の『水上のフライト』のモデルとなったパラカヌー選手の瀬立モニカさんから学びました。自分で自分の限界を決めずに、自分のことを信じて、まずチャレンジする楽しさを感じればできないことはない、と思っています」とエールを送った。
映画『水上のフライト』
ストーリー
将来を約束された有望スポーツ選手として活躍していた遥(中条あやみ)は、不慮の事故により下半身麻痺となる。将来の夢を断たれた遥は、人生初めての挫折に心を閉ざすが、ハンディキャップを障がいではなく、個性として捉える人たちとの出会いによって、人を寄せ付けなかった彼女が新たなパラカヌーという夢にたどり着く
主演:中条あやみ
監督:兼重淳
企画・脚本:土橋章宏
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
© 2020映画『水上のフライト』製作委員会
映画『水上のフライト』2020年公開