フジテレビの動画配信サービスFODにて2025年2月21日(金)より配信予定のドラマ『今日のさんぽんた』の完成発表イベントが2月19日(水)開催され、安田顕、新谷ゆづみ、のこ(ポン太役)が登壇した。

ドラマ『今日のさんぽんた』は、小学館「ゲッサン」連載中の田岡りきによる同作名のマンガを実写化した作品で、飼い主のりえ子と柴犬・ポン太は日課のお散歩へ出かけるが、能天気でちょっと抜けてるご主人様に、ポン太は色々と思うところがあるようで…りえ子のボケに、ポン太が心の中でツッコむシュールなお散歩コメディーが繰り広げられる。
柴犬・ポン太役(声)は、演劇ユニット「TEAM NACS」メンバーで、硬派な役から個性的な役まで演じられる俳優の安田顕、飼い主のりえ子役はさくら学院で活動し、卒業後は女優として2022年公開映画『麻希のいる世界』で映画初主演を務めた新谷ゆづみが演じる。飼い主りえ子と柴犬ポン太との心が通じているような通じていないような…絶妙な掛け合いに注目だ!


ドラマ制作のキッカケは安田顕!?

安田顕:違う撮影現場でプロデューサーさんと雑談していて、田岡りきさんの『今日のさんぽんた』をたまたま見ていて面白いなって。1月後ぐらいに全部決まってドラマ化して「安田さんポン太の声です」って(笑)
ドラマ化のお話があって
新谷ゆづみ:原作の田岡りきさんは私と同じ和歌山県の出身で、景色とか描かれて風景とかを見ていると、なんか実家に帰ったような安心感をすごく感じて本当に嬉しかったです。
見どころは?

安田顕:僕は原作大好きだったんで実写になった時に、新谷さんがりえ子を演じて、りえ子が本当にいた!って思ったところですかねぇ。
セリフをアドリブで入れたりってあったんですか?
安田顕:監督とご相談させていただいて結構あります。やっぱり田岡さんの原作もそうなんですけど、ただただ喋ってツッコむっていう面白さだけじゃなくて、ポン太の表情だけで笑わせたり、絶妙の間があったりするんですよね。だから全部言葉で埋めるんじゃなくて、ポン太の表情だけでそれを伝えてもいいんじゃないかっていう。・・・だけでいいんじゃないかと相談もしましたね。
新谷さんが世界観を作り、ポン太の声に安田さんがハマり、それがいい雰囲気ですよね?

安田顕:本当にありがたいです。声を吹き込んだのは2日間だけでしたから(笑)新谷さんは?
新谷ゆづみ:私は1か月半くらい・・・
安田顕:私は2日ですよ。いろいろな仕事があるんですね。第2弾、第3弾があったら、あなた1年中撮影しないとね。
新谷ゆづみ:撮影ではずっと独り言を言っていて。撮影の場だとポン太からの返事は無いので。
りえ子について
新谷ゆづみ:撮影しながら笑いが止まらなくなって。りえ子の頭の中がどうなってるのかと。
安田顕:全自動犬吸いマシーンも分からなくないよなぁ。そういう妄想って子供の頃は持っていたはずなのに、いつの間にか考えなくなっただけで、現代版の『赤毛のアン』みたいなもんだよね(笑)
新谷ゆづみ:(笑)
お散歩について

新谷ゆづみ:お散歩の練習をしようって初対面した時に勢いがすごすぎて、何も操れないくらい元気で。どうしようってなったんですけど、手にエサを隠して持ってますよってしたら、エサをもらえると覚えてだんだん仲良くしてくれるようになりました。
最後に

安田顕:ちょうどいいコンパクトなサイズで肩肘張らずに楽しめる作品で、観ていただけるとホッコリする内容で、いい息抜きになると思います。ぜひご覧になってください。
新谷ゆづみ:ワンちゃんを飼っている人、いない人でもホッコリほのぼのして楽しめる作品になっているので観てくださったら幸せです。
『今日のさんぽんた』(全8話)
出演:安田顕(声)/新谷ゆづみ/越山敬逹/瀬戸琴楓/円井わん/のこ(犬)
原作:田岡りき「今日のさんぽんた」(小学館「ゲッサン」連載中)
脚本:益山貴司
音楽:小山絵里奈
主題歌:やまもとはると「散歩道」(Amuse)
企画・プロデュース:森谷雄(アットムービー)
プロデューサー:鹿内植/森本友里恵(アットムービー)
監督:小山亮太/益山貴司/國領正行
制作プロダクション:アットムービー
制作著作:フジテレビ
2月21日(金)FOD配信スタート 毎週金曜日20時に2話ずつ最新話配信
2月22日(土)CS放送スタート 毎週土・日曜日11時~11時30分最新話放送