はやみねかおるの大人気小説シリーズを実写化し、城桧吏が映画初主演の『都会のトム&ソーヤ』。原作者のはやみねかおるが撮影現場を訪問した際、キャストから寄せ書きがサプライズでプレゼントされた。
2019年7月に行われたサイン会で自ら映画化を発表し、瞬く間に話題になった本作。映画化をはやみね自身も楽しみにしており、撮影現場も待望の訪問となった。撮影の空き時間も勉強の話などで和気あいあいとしたキャストの様子にはやみねは「とても仲良さそうやもんで、リアルに内人と創也と話してるみたいで、ぜんぜん違和感がなかったです。」と城と酒井のバディ感を振り返る。
またこの日はサプライズでキャスト全員のはやみねへのメッセージを入れた寄せ書きをプレゼント。実はこの寄せ書きのイラストは、イラストを描くことが好きな美晴役の豊嶋が撮影の空き時間などを使って描いたもので、その上手さにはやみねも驚くばかり。そして、はやみねは本編で出てくる主人公・内人が住む街「際話井市」やリアルRPGゲームの<エリアZ>、原作では名前しかなかったキャラクターの苗字、劇中に出てくる架空の小説(栗井栄太メンバー鷲尾麗亜の執筆した小説)などのネーミングにも関わったり、小説17巻では「本作の撮影シーンをちょっとだけ書きました」と語るなど、本作品に対するその思いはぜひ本編を見て確認してもらいたい。
作者のはやみねは元小学校教員。本ぎらいの子どもたちを夢中にさせる本を探すうちに、自ら物語を書き始めたという異色の経歴を持つ。「都会のトム&ソーヤ」シリーズについて、「冒険というのはいつでも、どこでも、誰でもできるものだということを子供たちに伝えたかった。自分が主人公たちと同世代の頃に遊んだ仲間たちへの想いも込められている」とかたり、多くのこどもたちに映画が届くことを願い、撮影現場を後にした。映画『都会のトム&ソーヤ』は7月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷、イオンシネマほか全国公開。
映画『都会のトム&ソーヤ』
出演:城桧吏 酒井大地 豊嶋花 渡邉心結 吉原徠地 山下森羅 りきまる 谷垣有唯松本ししまる 松本大輝 松澤和輝 山本麗美 中川大志 玉井詩織(ももいろクローバーZ)森崎ウィン 本田翼 市原隼人
原作:はやみねかおる『都会のトム&ソーヤ』(講談社YA!ENTERTAINMENT刊)
監督:河合勇人
脚本:徳尾浩司
音楽:日向萌
謎監修:SCRAP
主題歌:緑黄色社会「アーユーレディー」(EPIC Records Japan)
製作幹事:電通、ヨアケ
製作プロダクション:ROBOT
配給:イオンエンターテイメント
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7月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷、イオンシネマほか全国公開