映画『茜色に焼かれる』オダギリジョー、永瀬正敏ら共演者が語る尾野真千子の魅力とは?

2021年5月21日(金)より全国公開される映画『茜色に焼かれる』。主演・尾野真千子の魅力について石井裕也監督、共演者の和田庵、片山友希、オダギリジョー、永瀬正敏が語った。

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尾野真千子

石井裕也監督

本作の主人公・田中良子役には尾野真千子さんしか考えられませんでした。芝居を本気でやることの崇高さ、俳優がうなされるほど考えて見せる芝居の熱量、その素晴らしさ。たとえば、普段の会話のときよりも、夢中になって芝居をしている尾野さんに僕は「尾野真千子」を感じます。その芝居に真実が見えてくる。誠実にお芝居をしている人の姿は「祈り」のように見えるときがあります。こちらが引くくらいに演じる役を信じようとする。尾野さんのそんな姿は、僕にとってはそのまま希望につながるものでした。


和田庵

撮影前、尾野さんには怖い人というイメージがあったけれど、実際はそんなことはなくて優しくて明るくて面白い人でした。本当の親子のように接してくださって、僕も自然に演技ができました。


片山友希

撮影中は尾野さんの明るさには救われました。すごく包容力のある方で、共演のプレッシャーみたいなものを全然、感じさせないんです。きっと尾野さんは私ができるまで待ってくれたんだと思います。すごくありがたかったです。尾野さん、メチャクチャかっこいいです。尾野さんみたいになりたい。


オダギリジョー

もし陽一(オダギリジョー)の存在が作品を通じて強く感じられているとしたら、それは尾野さんの表現力のおかげです。当たり前のことですが、それはもう尾野さんの底力ですし、そのすごさ、ですね。


永瀬正敏

尾野さんはいろんなものに立ち向かっていました。それでいて、現場ではみんなを包み込んでいた。良子さんのように「まあ頑張りましょう」という感じで現場をハグされていましたね。コロナ禍という特別な状況下で作品を作っているという部分を含めて、とても見事で立派な主演の姿だったと思います。時に明るく、時に締めて。この作品をちゃんと背負っている感じがありました。


5/21(金)公開!映画「茜色に焼かれる」予告編

ストーリー

悪い冗談みたいなことばかり起きるこの世界で母ちゃんも、僕も、生きて、生きる。
1組の母と息子がいる。7年前、理不尽な交通事故で夫を亡くした母子。母の名前は田中良子。彼女は昔演劇をやっていた経験があり、お芝居が上手だ。中学生の息子・純平をひとりで育て、夫への賠償金は受け取らず、施設入所している義父の面倒もみている。経営していたカフェはコロナ禍で破綻。花屋のバイトと夜の仕事の掛け持ちでも家計は苦しく、そのせいで息子はいじめにあっている。数年振りに会った同級生にはふられた。社会的弱者―それがなんだというのだ。そう、この全てが良子の人生を熱くしていくのだからー。はたして、彼女たちが最後の最後まで絶対に手放さなかったものとは?


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映画『茜色に焼かれる』

出演:尾野真千子
和田庵 片山友希 大塚ヒロタ 芹澤興人 笠原秀幸 泉澤祐希 前田勝 コージ・トクダ
前田亜季 鶴見辰吾 嶋田久作 / オダギリジョー 永瀬正敏

監督・脚本・編集:石井裕也

『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ:朝日新聞社 RIKIプロジェクト

製作幹事:朝日新聞社

制作プロダクション:RIKIプロジェクト

配給:フィルムランド 朝日新聞社 スターサンズ

主題歌「ハートビート」/ GOING UNDER GROUND(ビクターエンタテインメント)

© 2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ


5月21日(金)より全国公開

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