東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆が11月16日(水)発売の『MEN’S EX Winter 2023』表紙に登場。村上選手がファッション誌の表紙を飾るのは今回が初で、単独インタビューに答えている。
こどもの頃から負けず嫌い。まだまだ上を目指します
村上はスーツ姿で登場。“村神様”の異名を生んだ三冠王や本塁打記録にも、決して満足はしていない。「自分が打っていたら勝てたという試合もいっぱいあった。本塁打も、60本いけると皆さんに言われながら達成できなかった。子どもの頃から負けず嫌い。まだまだ上を目指します」来年3月に始まるWBCでは日本の主砲を務める。「日の丸を背負う責任を持って挑みたい。五輪のときとはまた違った緊張感があるでしょうが、自分が引っ張っていけるよう今からしっかり準備したい。どうぞ期待していてください!」と語る。
ヒットの延長にホームランがある
監督やコーチ、指導者たちへの感謝とともに、道具に関するサポートへの感謝も忘れない。誌面では、「日本の凄技50」特集内にて村上選手の大記録を支えたミズノ テクニクスの木製バットクラフトマン、名和民夫氏も緊急取材。「ヒットの延長にホームランがある」と考えた村上選手との打ち合わせを重ねた結果、グリップエンドを緩やかにし、ヘッドをくりぬくという新しいバットの形が誕生。ヘッドが軽くなるとボールがコントロールしやすいほか、スイングも早くなる。また、1㎝程度芯がグリップに近づくことで、懐までボールを呼び込めることから、球の見極めがしやすくなるのだろうと名和氏はイメージを膨らませたという。0.1㎜レベルのグリップや重量の微調整が、栄光の記録を支える影の立役者となったのだ。また、村上選手は「SUITS OF THE YEAR 2022(スーツ・オブ・ザ・イヤー)」のスポーツ部門も受賞。同アワードの授賞式は11月17日(木)に開催される。
『MEN’S EX Winter 2023』
表紙:村上宗隆(東京ヤクルトスワローズ)
発行:株式会社Begin