2019年11月26日(火)都内のバーにて、女優の長谷川京子が、写真集『Just as a flower』の刊行を記念して、一夜限りのイベント「スナック京子」を開催した。
華やかな着物姿で、報道陣の前に登場した長谷川は、今回写真集を出すことに至った経緯を語り「色んなタイミングが重なりつつ、41年間生きてきた”今の自分”を写真に投影させて、ここから新しいスタートをきりたい、と思った」と明かした。見どころについて聞かれると「今回は、わりと身体の露出もあるのですが、無理に若作りもしていなく、そういう意味では本当にリアルですね。匂いまでしそうな写真選びにこだわったので、すぐそこにいるような感覚を味わっていただけると思います」とアピール。大胆に背中を見せたカットがお気に入りだという長谷川は「以前、あるカメラマンさんに『背中には、その人が生きてきた背景が見えるんだよ』って言われたことがあったので”自分が生きてきた証”を初めてちゃんと見ることができた一枚なんです」と告白。
今回、出版イベントとしては一風変わった「スナック京子」をオープンした長谷川だが、スナックのママは初めての経験。「せっかく写真集を出すなら、自分たちが楽しみつつ、周りの人も楽しんでもらえる”お祭り”にしたいと思って」と経緯を明かした。「はじめまして、スナック京子の”京子”と申します」と名刺を渡して挨拶をすると、自らドリンクをサーブするなど”ママ”として奮闘。「スナックって忙しいのね」と少し慣れない様子ながら、笑顔で接客をした。
その後、囲み取材に応じた長谷川は、プロポーション維持の秘訣について聞かれ「とにかく身体を動かすことが好きなので、ヨガやキックボクシングは日常的にしています」と回答。「子育てなど色々な経験を経て、表現できることが増えた」という長谷川は、今回の写真集について 「写真集を通して、今の自分の考え方や表現したいことを皆さんに伝えることができたら」と想いを語った。身体を見せることに対して「抵抗はなかったが、まわりの人がどう思うか不安だった」と明かすも「この仕事を続けていく上で、色んなことを表現していきたいと思うので、やらないっていう選択肢はなかったですね。それに対して、ファンの方や、買ってくださった方が、賛同してくれれば、すごく嬉しいです」と語り、囲み取材を終えた。
長谷川京子プロフィール
1978年、千葉県生まれ。
女性ファッション誌の専属モデルを経て、2000年に女優デビュー。以降、ドラマを中心に数多くの映画や CM に出演。近年の出演作に、NHKドラマ『ミストレス』や映画『光』などがあり、関西テレビ『グータンヌーボ2』では初めてのMCを務めるなど、活動の幅を広げている。写真集の出版は、25歳以来16年ぶりとなる。
長谷川京子 写真集『Just as a flower』
発売日:2019年11月26日
出版社:宝島社
B5/120ページ
撮影/沢渡朔
写真集お渡しイベント
■大阪 11月30日(土)13時から ジュンク堂書店大阪本店イベントスペース
■東京 12月1日(日)13時から 紀伊國屋書店新宿本店