映画『別に、友達とかじゃない』舞台挨拶。WEB番組「モクベン」発の女子高生3人の微妙な関係性を描いた青春映画

東京・浅草九劇で2020年11月16日(月)〜21日(土)に限定上映されているメインキャスト3名全員が映画初出演となる自主制作映画『別に、友達とかじゃない』の舞台挨拶が11月18日(水)開催され、出演者の寺本莉緒、秋谷百音、植田雅、監督を務めた八重樫風雅、脚本を担当した北川亜矢子が登壇。司会は元・日本テレビアナウンサーの青木源太が務めた。

本作は毎週木曜日に放送していた、WEB番組「モクベン」にて寺本、秋谷、植田の3名が演技を学ぶコーナー“ドラ2”を担当していたことから派生した企画で、群馬県を舞台に高校卒業を迎えた同級生3人の微妙な関係性を描いた作品。脚本家の北川亜矢子が、主演3人との面談を経て、監督と主演3人に向けて当て書きしたもので、自主映画ならではの等身大の作品に仕上がった。衣装スタイリングは碓井玲菜が務め、映画のタイトルと同名の主題歌はモクベン”うた3″の大矢梨華子、村田寛奈、佐野舞香の3名が書き下ろした。

舞台挨拶で映画の見どころを聞かれ寺本は「初めて観てくださる方は、こんな思い出もあったと昔の自分と重ねて観てくれたら」、秋谷は「セリフが、ひとりひとりの心に刺さる作品になりました」、植田は「最後の方の私が好きなシーンは皆さんの想像している感情とは違った感情を味わえる内容になっています」とそれぞれ答え舞台挨拶がスタート。

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3人は上映後に劇中衣装のセーラー服姿で再登壇し、寺本は「今は19歳で高校も卒業しているけれど、撮影中はギリギリ高校生でした。映画は初めてだったので、撮影中はどうなのだろう?私達ちゃんと出来ているのかな?という感じだったのですが完成作品を観てほっこりしました。自分の演技の採点は辛口で40点くらいです」と振り返り、今後の演技の伸びしろを上げていきたいと告白。

秋谷は「役が真面目でおとなしい引っ込み思案な感じの役だったのですが、まさかこの3人で映画を作れるなんて思っていなかったです。しかも3人主演でどうなるのだろうとドキドキとワクワクと緊張がありました。完成作品を観て、私達3人だから作れたものだと思う」と話し3人の関係性の良さを語った。また、作中で感情が爆発するシーンで寺本に対し「だから巨乳バカは嫌いなんだよ!」と言い放ったシーンは言って気持ち良かったと話すと寺本は「そこかよー」とツッコミを入れる場面も。

植田は自分の演技をしっかり観たのは初めてだと話し「ふたりに比べ演技の経験が浅かったので撮影現場では引っ張ってもらいました。最初の頃は他のふたりと距離もありましたが、最終的には仲が良くなりました。撮影地の群馬県桐生市は私の地元の大分と雰囲気が似ていたので、上京したばっかりで地元が恋しくなっていた時期だったので、地元の雰囲気が味わえて居心地がよかったです」とポツリ。

舞台挨拶の終盤で3人は『浅草九劇で11月21日まで上映している』『映画の主題歌の発売が決定した』『浅草九劇でしか上映出来ていないので #別とも でツイートするなど宣伝して』とアピールして舞台挨拶を終えた。映画『別に、友達とかじゃない』は11月21日(土)まで浅草九劇で上映中。


映画「別に、友達とかじゃない」予告編



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