加藤慶吾が監督を務め、2026年冬に公開予定の映画『うるさいこの音の全部』の撮影が終了。主演の川床明日香、共演の森田想、清田みくり、三浦理奈の4名が同時にクランクアップを迎えた。

本作はゲームセンターで働く主人公・長井朝陽(川床明日香)が、ペンネーム・早見有日として小説家デビューし文学賞を受賞すると、周囲の朝陽に対する接し方が少しずつ変化し、次第に小説の世界が現実を侵食し始める…というストーリー。もう一人の主人公であるミサコ(森田想)と、ミサコの友人グループのウイ(清田みくり)、ミリ(三浦理奈)が朝陽とどのように関わってくるのか、今後の続報が待たれる。
冬の厳しい寒さの中、数日間にわたるタイトなスケジュールで撮影が行われた本作。最後に撮影されたのは、ミサコの自宅でウイとミリが集まって、3人で過ごしている場面。川床は、このシーンにおいて「朝陽がどこで3人の近くにいるべきか」「どのような行動をしているか」など、演出面について監督らと最後まで綿密に相談を重ねて撮影に臨んだ。
多くの時間を共にしてきたキャスト4名の息の合った芝居と、スタッフとの見事な連携により、撮影は滞りなく進行。監督の終了合図が響くと、クランクアップを祝うため駆けつけた多くのスタッフたちと共に、現場は温かな多幸感に包まれた。クランクアップを迎え、色とりどりの大きな花束を贈られた4人は、安堵と喜びの表情で撮影を振り返った。
過酷な寒さを吹き飛ばす「温かい現場」
ウイ役を務めた清田みくりは、「寒い中、本当に温かい現場で。雰囲気も良く、とても楽しい時間を過ごさせていただきました」と感謝を述べ、公開への期待を寄せた。続いてミリ役の三浦理奈は、「今日は本当に寒かったんですが……(笑)」とはにかみつつ、「短い間でしたが、すごく楽しかったです」と、現場のチームワークの良さを滲ませた。ミサコ役の森田想は、「原作のキャラクターが皆さんに合っていて、それを映画としてギュッとまとめた面白い脚本、演出、そしてスタッフの皆さんのおかげで、楽しい数日間でした」とコメント。作品のクオリティに自信を覗かせた。最後に朝陽役の川床明日香は、「決して余裕のあるスケジュールではありませんでしたが、皆で一丸となって撮った作品でした」と振り返り「皆さん一人一人が温かくて、本当に助けていただきながら撮影できたと思います。その温かさが、きっと映像にも現れていると思うので、完成が楽しみです!」と、作品に込められた想いを熱く語った。終始笑顔と拍手に包まれたクランクアップ。キャスト陣の確かな手応えが感じられる締めくくりとなった。
イメージビジュアル解禁

映画『うるさいこの音の全部』のイメージビジュアルも解禁。解禁されたビジュアルでは、主人公・朝陽を演じる川床明日香の横顔が、深く沈んだような色調の中に鮮明に浮かび上がっている。外界を遮断しているようにも、あるいは切実な響きを聴き取ろうとしているようにも見えるその眼差しは、静謐ながらも力強い存在感を放っている。
また、本作が実施しているクラウドファンディングでは、目標金額の達成に伴い、新たに「ストレッチゴール」が設定された。また、リターンの中には、原作者高瀬隼子のサイン入りの原作本も新たに追加。追加で集まった支援金は、全国公開に向けた宣伝活動の拡大や、海外映画祭への出品、より強固なポストプロダクション体制の構築に充てられる予定だ。
映画『うるさいこの音の全部』は2026年冬全国ロードショー

