映画『この夏の星を見る』Blu-ray発売記念上映イベントが9月18日(金)ユナイテッド・シネマアクアシティお台場で開催され、出演者の桜田ひより、黒川想矢、中野有紗、早瀬憩、星乃あんな、上川周作、水沢林太郎、山元環監督がイベントに登壇した。

直木賞作家・辻村深月氏による青春小説「この夏の星を見る」を山元環が監督を務め映画化、2025年7月4日より公開された映画『この夏の星を見る』。ロングラン上映された本作を東映ビデオが2026年12月1日(火)にBlu-ray化するのを記念し、出演者、監督が一堂に会する、「星仲間の皆さまと“夏の終わりの”大同窓会」と題したスペシャルイベントが開催された。
桜田ひよりは「多くの方にたくさんたくさん愛され続けているんだなと改めて今日感じることができています」と喜びを語り、「こうして1年以上ぶりに皆さんとお会いできてとても嬉しいですし、少しでも楽しくお話できたら」と笑顔で挨拶した。

黒川想矢も「公開から1年以上経っても、こんな感じでたくさんの方に一度お集まりいただけるということは、すごく嬉しいことだし、ありがたいこと」と会場に集まったファンに感謝を伝える。

上川は劇中では一度もマスクを外していなく、「劇中じゃちょっと僕、マスク1回も外してないんで、『こんな顔してたんだ』って思ったお客さんもいらっしゃると思うんですけど、こんな顔してます」と会場を笑わせる。

公開から1年、キャストが語る『この夏の星を見る』への思い

「公開から1年経ったことで、この作品への思いに変化はあった?」との質問に、桜田は現在も仕事先で「この夏の星を見るを観たよ」と声をかけられる機会が多いことを明かし、「しかも1回だけじゃなくて、2、3回やっぱり足を運んでくださって、リピートしてくださる方が本当に多いので、すごく長く長く、何回も愛され続けているんだなって日々感じております」と微笑んだ。会場にも複数回鑑賞したファンが多く、3回以上観た人、さらに5回以上観た人を尋ねると、多くの手が挙がった。

中野有紗も「いろんな現場で『この夏の星を見たよ』と言っていただける機会があって、1年経った今でも本当に多くの方々にこの作品が愛されているんだなって実感しました」とコメント。さらに、公開当初は役者として作品を見ていたため、どうしても自分の演技に意識が向いていたという。「1年経つと一つの作品として楽しめて、改めて音楽の美しさとか景色とか、映像の美しさに心惹かれるものがあります」と、時間を置いたことで作品そのものを味わえるようになったと語った。
本作の舞台の一つとなった五島列島について、山元監督は「自然の豊かさや気持ちよさをカメラの中に収められるか」が撮影のポイントだったと説明。キャスト陣も美しい景色や星空に囲まれて撮影した当時を振り返った。
Blu-rayで何度も観てほしいお気に入りのシーン

続いて、Blu-rayで改めて観てほしいお気に入りのシーンについてトーク。水沢林太郎が挙げたのは、先生たちとのシーンだった。「僕は先生方のシーンを見てほしいですね。こんな大人になりたかったと思いますし、こんな先生方がいたら、ちょっと自分が生きているコロナ禍から少し変わったんじゃないかなと思えたので。僕自身、この作品で救われた部分もあるので、1度、2度、何度でもいいので見てほしい」と語った。
早瀬憩が選んだのは電車の中のシーン

早瀬憩が印象に残っているシーンとして挙げたのは、電車の中で自身が演じる福田小春の気持ちが大きく動く場面。コロナ禍ならではの状況の中で、相手を思う気持ちが伝わるシーンについて「すごく印象深いシーンだなと思っていて、好きです」と語った。撮影では、電車が1本しか通らない場所で、一度目的地まで走った後、同じ撮影ポイントに戻るために再び反対の電車で戻って撮影するという工程を繰り返したという。
星乃あんなが選んだシーンは、五島列島の皆さんが海に飛び込む直前、佐々野円華の表情が映し出されるシーン。「その頃の学生時代を生きていた私たちは、やっぱりコロナによってすごく思うように青春を過ごせなかったりとか、友達とも距離があったりとか、そういうちょっと息苦しい生活をずっとしていたので、それもすごく鮮明に思い出しました」と語り、マスクを外した瞬間に表情が変わるところでは、「すごく救いがあるような感じがして、そこでとてもグッときた」と振り返った。

中野有紗自身も、このシーンは自身にとって大切な場面だったといい、「円華を通して実際に感じたコロナ禍の苦しさとか、もどかしさとか、生きづらさみたいなものから、ある種解放された」瞬間だったという。
桜田ひより「皆さんがたくさん愛してくださったからこそ」

イベントの最後には、登壇者を代表して桜田がメッセージ。「こうして公開から1年を迎えて、Blu-ray発売ということで、こんなに長く愛され続けていて、こういうイベントができるっていうのも、皆さんがたくさん愛してくださっていたからこそ、実現できたことです」と感謝。さらに、キャストの多くが学生時代にコロナ禍を経験した当事者であることに触れ、「その時の自分たちのリアルな感情だったりとか、マスクの仕草とか、友達との接し方とか」と、本作に込めたリアルな感覚を振り返る。「Blu-rayのいいところは自分の好きなシーンを何度も観れて、5年後10年後自分が歳を重ねたときに視点が変わっていたり、いろいろな楽しみ方があるので皆さんに愛していただける作品になれればいいなと思います」と締めくくった。映画『この夏の星を見る』Blu-rayは、12月1日(火)発売される。
映画『この夏の星を見る』
原作: 辻村深月「この夏の星を見る」(角川文庫/KADOKAWA刊)
出演: 桜田ひより 水沢林太郎 黒川想矢 中野有紗 早瀬憩 星乃あんな 河村花 和田庵 萩原護 秋谷郁甫 増井湖々 安達木乃 蒼井旬 中原果南 工藤遥 小林涼子 上川周作 朝倉あき 堀田茜 近藤芳正 岡部たかし
監督:山元環
脚本:森野マッシュ
音楽:haruka nakamura
企画:FLARE CREATORS
総合プロデューサー:松井俊之(FLARE CREATORS)
プロデューサー:島田薫(東映)
配給:東映
©2025「この夏の星を見る」製作委員会
初回生産限定「この夏の星を見る 限定豪華版Blu-ray」

発売日:12月1日(火)
【封入特典】“つながる”をテーマにした特典が満載!
三都市が“つながる”三面デジパックケース
“つながる”“飾る”スペシャルカード(全3種・A6サイズ)
この夏の“キセキ”を記録する「この夏DIARY」(A3サイズ)
【映像特典】“この星”を、さらにさらに深く知るための新規映像など総尺70分以上を収録!
「Making of この夏の星を見る」
「この夏の星を見る~アナザーストーリー~」
haruka nakamura + suis fromヨルシカ「灯星」MV
挿入歌「スターライト」特別映像
本予告
三都市予告
発売・販売:東映ビデオ
(C)2025「この夏の星を見る」製作委員会
通常版Blu-ray&DVD
発売日:12月2日(水)
Blu-ray:本編+映像特典を収録
DVD:本編のみ収録
発売・販売:東映ビデオ
(C)2025「この夏の星を見る」製作委員会
