“マーダーミステリー×2.5次元俳優&声優”による唯一無二の物語を見て楽しむエンターテインメント「マダミスマンション」が3月20日(土・祝)に開催された。声優の最上嗣生がマンションの管理人を務め、「ランガの部屋」では声優ユニット Run Girls, Run!(林鼓子、森嶋優花、厚木那奈美)、×ジャパリ団から未来みき、船戸ゆり絵、そしてNOW ON AIRから神戸光歩の若手女性声優が、今回のイベント用に制作されたリジナルマーダーミステリー『デーモンフェスティバル』をプレイした。
「ランガの部屋」レポート
協議の配役は下記の通りに決まった。
クロ→厚木那奈美/シロナ→船戸ゆり絵/ブラッド→未来みき/ヒスイ→森嶋優花/ブルース→神戸光歩/ダイダイ→林鼓子
序盤から各プレイヤーが思い思いの意見を言い合う展開。大きな声が特徴というキャラクター性からかブルース(神戸光歩)が物語を引っ張っていった。出てくる情報カードを元に疑わしいキャラクターが突っ込まれていく。特に「甘いお菓子」が好きという情報からクロ(厚木那奈美)や「お菓子を集める魔法」が使えることからダイダイ(林鼓子)がやり玉にあがる場面があった。2人きりで会話できる「密談」も積極的に使用されていた。ブラッド(未来みき)はダイダイ(林鼓子)に人生相談をしたり、ヒスイ(森嶋優花)とクロ(厚木那奈美)は協力関係を結んだり、シロナ(船戸ゆり絵)とブルース(神戸光歩)はなにやら恋愛話を進めていたり……また、完全にネタバレになってしまうので詳細は省くが、とあるキャラクターが上手に嘘をついていたのだが、違和感なく物語が進行していく。この嘘がとても最終的な結果に大きな影響を与えることになった。最終的に「転生者」が選ばれ、さらに各プレイヤーが選択した内容によって様々なドラマチックな展開が描かれる。特に、このエンディング部分では、ハプニングとも思えるような事件が起きたので、名シーンなのでぜひアーカイブでご覧いただきたい。アフタートークでは、喜ぶプレイヤー、悔しがるプレイヤーとかなり明暗を分けたが、お互いの秘密を公開するたびに感嘆の声が上がり、あの発言が、あの選択が、あの行動が、話が尽きない。色々と後悔するのもマダミスの魅力であり、全力でプレイしたから出る感想だろう。永遠と終わりそうもない楽しい女子会も、若干時間を経過し閉会となった。
マーダーミステリーゲーム「デーモンフェスティバル」
シナリオ制作・脚本:森地夏美
脚本監修:冨岡淳広
ゲーム開発・制作:有限会社ワンドロー