映画『彼女来来』初日舞台挨拶。奈緒「つむじばっか撮影して…」

2021年6月18日（金）より劇場公開される映画『彼女来来』公開記念初日舞台挨拶が新宿武蔵野館で開催され、出演者でメインキャストの前原滉、天野はな、奈緒の3名が登壇した。

本作は演劇ユニット「ピンク・リバティ」代表の山西竜矢が映画監督として初めて作り上げた、オリジナル脚本の映画。昨年7月に撮影され、音楽×映画の祭典『MOOSIC LAB [JOINT] 2020-2021』コンペティション部門にて先行上映。準グランプリ・最優秀男優賞（前野滉）・女優賞（天野はな）と三部門を受賞した期待作。“恋人が別人に入れ替わる”という奇妙な事象に翻弄される主人公の姿を描く。

3人揃うことがなかなか無い中、初日の舞台挨拶で奈緒は「去年の暑い中撮影した作品が一般公開出来て凄く嬉しい」と語り「撮影に行ったら、もともと友人の天野はなちゃんと５回くらい共演した前原さんがいて…」と喜んでいたが「しゃべりすぎて酸欠になった」と撮影の裏話を披露した。

恋人が入れ替わるという作品で入れ替わった後の天野はなとの撮影が先だったことに前原は「はなちゃんとずっと喧嘩する撮影をしていて、その後に奈緒ちゃんとの撮影が楽しくて」と語りだし「キャッキャして、ありそうな劇団とやってそうな公演の名前ゲームをずっと奈緒ちゃんとしていた」と楽しく撮影したエピソードを披露。また前原がホームビデオカメラで奈緒を撮影する思い出シーンでは「公園で撮影中につむじを撮ってくるのが嫌だった」と奈緒が語りだすと前原は「カップルっぽいシーンを撮ると知らず、相手の嫌がることでキャッキャするのが楽しそうだと。本当に仲が悪くなりそうだった」と反省のご様子だった。

最後の挨拶で天野は「私は映画にこうして関わるのが初めてなので今日は特別になりました。みなさんにとっていい体験になっていたら」。奈緒は「山西監督、はなちゃん、前原さんと一緒に面白い作品が作れ、自信をもって皆さんに届けたいと思った作品です」。前原は「映画は観てもらって初めて完成だと思うので皆さんSNSで#彼女来来と付けて投稿して」と3人はそれぞれ語った。映画『彼女来来』は6月18日（金）より新宿武蔵野館ほかで公開される。