『あん』『光』の河瀨直美監督が、直木賞・本屋大賞受賞作家:辻村深月の感動ヒューマンミステリーを映画化した『朝が来る』。出演の蒔田彩珠が、「第15回アジア・フィルム・アワード」で助演女優賞を受賞。喜びの声を語った。
蒔田は「この度は、素敵な賞をありがとうございます。まさか自分が受賞できるとは思っていなかったのでとても幸せです。発表の瞬間に立ち会ったのが初めてだったので、ドキドキソワソワしました。自分が誠心誠意取り組んだ作品が、沢山の国の方に観て頂けていることが、とても嬉しいです。いつかオンラインではなく、実際に釜山に行けたらいいなと思います。ありがとうございました。」と喜びのコメント。
アジア・フィルム・アワード・アカデミーは、2007年に香港国際映画祭が主催となり発足したアジア映画に関わる産業と専門家の優秀性を評価して、毎年提示されている映画賞で、アジアの“アカデミー賞”とも言われている。第15回の本年は、昨年に続き、釜山国際映画祭とともに開催され、助演女優賞候補には、蒔田の他に、チャン・ユンジュ『三姉妹』(韓国)、シエ・インシュエン『弱くて強い女たち』(台湾)、ロレッタ・リー『Drifting』(香港)、チン・ハイルー『Cliff Walkers』(中国)がノミネートされていた。
The 15th Asian Film Awards Ceremony
映画『朝が来る』
監督・脚本・撮影:河瀨直美
原作:辻村深月 『朝が来る』(文春文庫)
出演:永作博美 井浦新 蒔田彩珠 浅田美代子
佐藤令旺 田中偉登/中島ひろ子 平原テツ 駒井蓮
山下リオ 森田想/堀内正美 山本浩司 三浦誠己 池津祥子 若葉竜也 青木崇高/利重剛
製作キノフィルムズ・組画
配給キノフィルムズ/木下グループ
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