傷付いて帰れなくなった一羽の白鳥と、その白鳥の世話をし続ける‟おじさん”の交流を、美しくも厳しい富山の大自然の中、およそ4年に渡って追い続けたドキュメンタリー映画『私は白鳥』。本日、映画の主題歌「スワンソング」を歌う石崎ひゅーいよりメッセージが届いた。


映画の「語り」をつとめるのは映画ナレーション初となる女優の天海祐希。2019年5月に富山のチューリップテレビで放送され、アメリカ国際フィルム・ビデオ祭ゴールドカメラ、ニューヨークフェスティバルファイナリスト等を受賞したテレビ版に、2年以上の追加取材の映像を加えて映画化。公開は、富山市・ほとり座で11月20日(土)より先行公開後、東京・ユーロスペース、ヒューマントラストシネマ有楽町他にて順次全国劇場公開される。
傷ついた白鳥を見守り続ける澤江さんの決して諦めない姿、時に涙まで流し白鳥を見つめる澤江さんの眼差し、その先にあるものは紛れもなく、無償の愛でした。澤江さんの底知れぬ優しさに出会ってから少し自分の生活が変わったような気がします。親や友達、大切な人、身の回りに居てくれる人達の事を、前よりも愛しく思えるようになった、そんな気がするんです。エンディングで「スワンソング」が流れるのを聞いた時、澤江さんの人生を知れた事、そしてこの素晴らしいドキュメンタリーに関わらせて頂けたことに、僕の胸の中は感謝の気持ちと感動で満ち溢れていました。
石崎ひゅーい


ドキュメンタリー映画『私は白鳥』
語り:天海祐希
主題歌「スワンソング」石崎ひゅーい(Sony Music Labels)
監督:槇谷茂博
出演・白鳥撮影:澤江弘一
製作:映画『私は白鳥』製作委員会
配給:キグ―
©2021映画『私は白鳥』製作委員会
2021年11月20日(土)富山・ほとり座、11月27日(土)ユーロスペース、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開