吉田玲「大林監督の映画は教科書よりもいい教材」映画『海辺の映画館―キネマの玉手箱』舞台挨拶

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2019年11月1日(金)東京・TOHOシネマズ六本木にて、映画『海辺の映画館―キネマの玉手箱』舞台挨拶が行われ、監督を務めた大林宣彦、出演者の常盤貴子、厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦、吉田玲、山崎紘菜が登壇した。

今夜限りで閉館する最終オールナイト上映で「日本の戦争映画大特集 」を見ていた3人の若者たちが映画スクリーンの世界にタイムリープするファンタジー作品。大林宣彦監督が20年振りに古里「尾道」で撮影を敢行。『転校生』、『 時をかける少女』、『 さびしんぼう』の尾道三部作を手掛けた大林監督と尾道が再びコラボレーションする。


舞台挨拶序盤は大林監督へ「第32回東京国際映画祭 特別功労賞」の贈呈が行われ、映画祭チェアマン安藤裕康よりトロフィー、常盤貴子より花束を貰うと大林監督は「ここから先ちょっとだけは私が主役だ。感謝感激雨あられです」と、受け取り笑顔を見せた。

続いて、MCの呼び込みでキャストの面々が登場。映画『この空の花 -長岡花火物語』、『野のなななのか』、『花筐/HANAGATAMI』と大林作品に出演してきた山崎紘菜は「私は大林校長先生の下で何度か生徒として出演させていただいたのですが、今回は4つの役という大きな課題をいただいて・・・」と明かし「最初は自分にできるのかなと不安でいっぱいでしたが、とても楽しく演じさせていただきました」と充実した様子。また密かに「ミュージカルをやりたいと思っていました。それとアクションの映画が好きなのでアクション映画に出演したい、方言を使う役を演じてみたいと思っていたんです。そうしたら監督がこの映画で全部夢を叶えてくださって」と監督に感謝する場面も。

この映画でヒロインを務めた新人の吉田玲は「映画で方言を話したり、アクションやタップダンスをやらせていただいて、いい経験をさせてもらいました」と語り、「大林校長先生のいる学校に転校したのですが、学校で学べない戦争の話をこの映画で学べたので、教科書よりもいい教材」と初々しく答えた。


最後に大林は「山田洋次さんに『大林さんはこれで終わりというものがない。この人はいつも進化しているから』とお褒めの言葉をいただきました。私も今まで人間がやってきたことより、やってないことのほうが多い。だから人がやらないことをやれば、星の数以上に面白い光景が出来る。というのが私の持論です」と自身の考えを示し「あと3000年は生きて映画を作ろうと思っている」と語り、舞台挨拶を終えた。

映画『海辺の映画館―キネマの玉手箱』は2020年4月に公開。

 


映画『海辺の映画館―キネマの玉手箱』

出演: 厚木拓郎 細山田隆人 細田善彦 吉田玲 成海璃子 山崎紘菜  常盤貴子

監督:大林宣彦

製作:『海辺の映画館―キネマの玉手箱』製作委員会

配給:アスミック・エース

製作プロダクション:PSC

©2020「海辺の映画館―キネマの玉手箱」製作委員会/PSC


映画『海辺の映画館―キネマの玉手箱』2020年4月公開