爆笑問題・太田光、トラウデン直美が『TBSドキュメンタリー映画祭 2023』開催直前イベントに登壇！

TBSが魂を揺さぶる良質のドキュメンタリー映画作品の発信地となるべく立ち上げた、ドキュメンタリーブランド「TBS DOCS」のもと、3月17日（金）から『TBSドキュメンタリー映画祭 2023』を開催。映画祭直前の3月14日(火)、「TBS DOCS」チェアマンの太田光（爆笑問題）と、昨年、「TBSドキュメンタリー映画祭 2022」のアンバサダーを務めたトラウデン直美が開催直前イベントに出席した。

2021年から開催され、今年で3回目となる今回のイベントでは、昨年の映画祭での好評を受け、2月24日（金）全国公開作品となった『日の丸～寺山修司40年目の挑発～』に続き、今回も『カリスマ～国葬・拳銃・宗教～』で映画祭に参加する佐井大紀監督と、同じく映画祭から『戦場記者』が公開され、今年は『アフガン・ドラッグトレイル』で3年連続の参加となる須賀川拓監督もオンラインで登場。本映画祭のキャッチコピー「本気の人間は面白い」に掛けた「本気の人間トーク」を展開。

爆笑問題・太田光はイベントに登壇するなり、司会のTBSアナウンサー良原安美をイジり「良原さんの彼氏って松平家で、由緒正しいお家柄～」と切り出し、良原アナは「またネットニュースになるからやめて！」と抗議。続けて太田は「9億円の株を持っている」と話し、良原アナは「知らなかったんです。動揺しちゃいます」と照れながらイベントがスタート。

今回の映画祭で上映される15作品の中で気になる作品を司会の良原アナに聞かれた太田は「えぇ～カタタマでしたっけ？田中の～と『カリスマ～国葬・拳銃・宗教～』を語り、これは面白かったですね～」と答える。トラウデン直美は「面白い作品たくさんあったのですが『それでも中国で闘う理由～人権派弁護士家族の7年～』が最近の話しなので～と挙げる」。

ここで『カリスマ～国葬・拳銃・宗教～』の佐井大紀監督が登壇しトークセッションがスタート。太田が『日の丸～寺山修司40年目の挑発～』について「昔TBSで放送されたドキュメンタリーを観て、パロディをしていた作品を現代風にアレンジしたモノ好きがいるんだ！」と佐井監督について感想を語る。佐井監督は「まだ間に合うならカタタマにしようかな？」と提案すると、太田は「カタタマの方がウケるよね。国葬・拳銃・宗教・田中」とボケる。すると司会の良原アナが速攻で「誰も観ませんよ！」とツッコミを入れた。

トラウデン直美は『日の丸～寺山修司40年目の挑発～』について「元々の映像と現代の映像が交互にありゾワゾワしました」と率直な感想を述べ、『カリスマ～』については「自分が問われているような作品」と考えさせられたのだという。

『カリスマ～国葬・拳銃・宗教～』は元々エキストラっていう作品で撮り始めたという話題になり、太田は「『瀬戸内少年野球団』でエキストラしたときは撮影で長い間待たされ、佐藤浩市に殴られ、田原俊彦に蹴られる役で散々だった」と回想し「もう二度とやらねぇ」と誓ったそう。佐井監督は「表裏一体というか、エキストラとカリスマという一番遠い対象物を追うことを心掛けた」と作品作りについて答えていた。

その後、『アフガン・ドラッグトレイル』の須賀川拓監督がオンラインで登壇。作品について「絶望の中必死に生きていて、現場の人が生きている証を伝えたかった。絶望を感じながら逆説的に希望を感じる作品」と解説。その後も太田、トラウデンらと作品について感想を語り合った。

イベントの最後にトラウデンは「事実は小説より奇なりというかドキュメンタリーって衝撃も大きく面白いな～」と去年から感じたという感想を答える。太田は一番良かった作品に渡すトロフィーを出し「さっきその辺で買ってきたんですが（笑）」とボケて、「どの作品も見応えがあるのですが、特に鮎川誠さんのドキュメンタリーがね。まだ亡くなる前で、本人に完成作品を見せたかったな～」と見どころを語り会見を終えた。『TBSドキュメンタリー映画祭 2023』は3月17日（金）よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにてスタートする。