吉沢亮がTAMA映画賞最優秀男優賞を受賞!中学生役は大変でした(笑)

俳優の吉沢亮が11月30日(土)東京・パルテノン多摩 大ホールで開催された『第16回TAMA映画賞 授賞式』に出席した。

『TAMA映画賞』は毎年秋に開催され、東京・多摩市民がつくる映画ファンの祭典。前年10月から当年9月に一般劇場で公開された作品及び監督・キャスト・スタッフをTAMA 映画フォーラム実行委員(市民ボランティア)の合議により選考される。

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吉沢亮は『ぼくが生きてる、ふたつの世界』において、さまざまな感情が込められた手話で親子の日常をとても自然に映し出して、観客を物語へと引き込んだとして最優秀男優賞を受賞。受賞スピーチで吉沢は「素敵な賞を頂けて、とても嬉しく思います。6年前にTAMA映画祭で新人賞(最優秀新進男優賞)を頂いて、それが僕にとって初めての映画賞で特別な思い出になっています。そして30歳になる年に頂くことができて、縁を感じています」と笑顔を見せる。

映画では思春期中学生からアイデンティティを確立した社会人まで、長い年月の成長を描いていて「今年30歳になる大人が、中学生をやるというのは大変でしたね(笑)。監督からも声を高くしてくれと言われて」と苦労話を披露し、手話を使ったコミュニケーションについては「手話は眉毛の動かし方だったり、口径の大きさで文法が変わったりとか表情が豊かなんです。僕が演じた役は表情をあまり出さない寡黙なイメージだったので、表現が矛盾する瞬間があってそれが大変でした」と振り返る。

ここで同作品の呉美保監督と同席して2人でトークへ。呉美保監督は「この作品で新しい吉沢亮を見れるんじゃないかと観客として想像して、プロットの段階でオファーをさせて頂きました」と起用した経緯を振り返り、それに吉沢は「嬉しいですね。僕も監督の作品はファンだったので、いつかご一緒したいなと思っていたので、光栄でした」と喜んだ。




受賞者一覧

最優秀作品賞:『夜明けのすべて』 三宅唱監督 及びスタッフ・キャスト一同

最優秀作品賞:『ぼくのお日さま』 奥山大史監督 及びスタッフ・キャスト一同

特別賞:呉美保監督 及びスタッフ・キャスト一同

特別賞:押山清高監督 及びスタッフ・キャスト一同

最優秀男優賞:藤竜也

最優秀男優賞:吉沢亮

最優秀女優賞:上白石萌音

最優秀女優賞:河合優実

最優秀新進監督賞:近浦啓

最優秀新進監督賞:山中瑶子

最優秀新進男優賞:松村北斗

最優秀新進男優賞:齋藤潤

最優秀新進女優賞:森田想

最優秀新進女優賞:早瀬憩

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