天才数学少年と料理界のカリスマが食と数学で織りなす人間ドラマ・TVアニメ『フェルマーの料理』と、盲目の天才魔術師が織りなす魔術探求ファンタジー・TVアニメ『魔術師クノンは見えている』のスペシャルステージ3月23日(日)「AnimeJapan 2025」BLUEステージにて開催。『フェルマーの料理』からは富田涼介、坂泰斗が、『魔術師クノンは見えている』からは早見沙織、内田真礼が登壇した。

ぴあ Presents スペシャルステージと題して両作品合同でイベントが実施された今回のイベント。『魔術師クノンは見えている』は「小説家になろう」年間ランキング総合1位(2022年8月31日時点)の作品で盲目の天才魔術師クノン・グリオン役に「鬼滅の刃」(胡蝶しのぶ役)や「SPY×FAMILY」(ヨル・フォージャー役)などで活躍する早見沙織、クノンの侍女イコ・ラウンド役に「中二病でも恋がしたい!」(小鳥遊六花役)や「約束のネバーランド」(ノーマン役)などで活躍する内田真礼が務める。
早見沙織は自身が演じる天才魔術師クノンについて「生まれつき目が見えないのですが、とあることをキッカケに魔術で目を作るという目標を見つけて、ひたむきに頑張る少年で最初は内気なんですが、目標に向かって走ると同時にズレていくというか、コミカルなモードを発動したり、女性に対して言葉巧みになったり、いろいろな面を持っている男の子です」と説明する。内田真礼はクノンの侍女イコについて「元気いっぱいで、明るくて一緒にいたらパワーをもらえる女の子です」と紹介。続けて「クノンくんが成長していく中でとても影響を及ぼしている人物で、二人の関係は可愛らしく感じます」と説明した。


アフレコ現場の話題になり、早見は「まだ話せることが少ないのですが」と前置きし「キャラクターがいっぱい出てきます。なのでアフレコ現場は賑やかです」と情報解禁前の他キャストについて苦し紛れに明かす。内田も「スタジオに老若男女、毎週いろんな人が来ます(笑)」と続けて説明する。また、早見は「コメディなやり取りも多くて、大変な道のりに見えるんですけど、それがすごく明るくハッピーなテンションで描かれていて、それぞれのキャラクターのウィットに富んだやり取りが見どころです」と会場に集まったファンにアピール。内田も「すごく楽しく、このギャグどうする!?」と二人でやり取りしていると明かす。早見は続けて「この作品ならではのコメディのテイストが確実にあって、それを音声で表現するのは、どうしようかと議論しました」と語った。


内田は本作の見どころについて「クノンの成長物語だと思うのですが、成長スピードが激早で(笑)優秀すぎてバッタバッタと前に進んでいき、少年漫画のように強くてスピード感、テンポ感が気持ちいいです。爽快感のあるところが見どころですね」と微笑んだ。最後に内田は「『魔術師クノンは見えている』は鋭意制作中です。とても面白い作品を作っていると感じているので楽しみにしてください」と話し、早見は「とても楽しい気持ちで気軽に見ていただけると思いますし、気がついたらクノンにしかない世界観にどっぷり浸かる魔力がある作品だと思います。1話から見届けていただけると嬉しいです」と締めくくった。


「AnimeJapan 2025」ぴあ Presents『フェルマーの料理』『魔術師クノンは見えている』スペシャルステージ


日程:2025年3月23日(日)
会場:東京ビッグサイト
登壇者:富田涼介、坂泰斗、早見沙織、内田真礼、大貫一雄(ぴあ)
MC:加藤真綾(フリーアナウンサー)