南沙良がファッション誌「PLEASE 14」に登場!俳優の竹中直人と初共演!

女優でモデルの南沙良が2020年9月15日(火)発売のファッション誌「PLEASE 14」に登場。俳優の竹中直人と初共演した。

南沙良「PLEASE 14」
©Photography by Toru Kitahara

同誌は、2016年3月に創刊。Ray and LoveRock名義でフォトグラファーとしても活躍する元「POPEYE」副編集長のマガジニスト・北原徹が、1人で編集や撮影など全てのディレクションを手掛ける。創刊号から「COMME des GARÇONS(コム デ ギャルソン)」や「GUCCI(グッチ)」をはじめとする、ハイブランドを数多く取り上げており、質の高い物を高いクオリティで見せる、大手出版社とは一線を画したページ作りで、ファッション関係者から高い評価を得ている。

©Photography by Toru Kitahara

北原は、「竹中直人さんはPLEASEの創刊号に出ていただいていて、とてもおしゃれな人だということはわかっていましたし、ぼくにとっては忌野清志郎さんの武道館であった周年ライブで歌う竹中さんのスタイリッシュな姿が今も目に焼きついています」と語り、「おしゃれな竹中さんとPLEASEのファッション感を毎回体現してくれる、おしゃれ育ち盛りの南沙良さんはどこか対極にあり、どこか同じところにいる感覚がありました。おふたりをメインディッシュにしたら、どんな素敵な料理ができるのか、と思いながら、絵づくりを考えました」とオファーのキッカケを言及した。

©Photography by Toru Kitahara
©Photography by Toru Kitahara

北原は続けて、「撮影会場は銀座九劇アカデミアという所謂お稽古場な訳です。つまり、お芝居のリハーサルをするところでモデルになっていただくのですが、このお稽古場はぼくにとっては「非日常感」の魅力を感じていました」と語りつつも、「ですが、おふたりにとっては「日常」だったのです。これはあまりにも計算外で、というのは場所にハマり過ぎですし、今回の「UNDERCOVER」のテーマも黒澤明監督の「蜘蛛巣城」がテーマ。まるで普段着のように着こなしていただき、あまりに自然だったことが計算外過ぎました。良い意味で期待を裏切られた撮影でした」と驚きを隠せない様子。

©Photography by Toru Kitahara

南沙良の単独での撮影において、北原は、「メインに起用したドレスはバレエをされていたことがある幾左田千佳さんのデザインのものでした。そこで南さんにはバレリーナを演じて欲しいとお願いしました。それが見事なほどマッチしました。素晴らしく上品で、芳醇な時間が流れ、優雅な空間が撮影現場を包みました。南さんの潜在的なパワーが写真に感じてもらえるページになったと思います」と感想を語った。南は今年11月下旬放送予定の特集ドラマ『うつ病九段』(BSプレミアム)、来年3月5日公開の映画『太陽は動かない』への出演を控える。今後の活躍にも期待したい。

©Photography by Toru Kitahara
©Photography by Toru Kitahara

PLEASEとは

©Photography by Toru Kitahara

かつて存在した80年代のファッション誌のように。50年前(2020年現在)、日本に「anan」というファッション誌が誕生しました。見開きページを大胆に使い、堀内誠一さんのアートディレクションのもと、世界のファッション誌にひけをとらないファッション誌でした。その後80年代に入ると「marie claire japon」「olive」をはじめ、多くのファッション誌が誕生します。80年代まではファッション誌がファッション誌であろう、とあがいた時期でもありました。PLEASEへのアプローチはそんな70年代から80年代にファッションを華開かせた雑誌たちへのオマージュであり、世界のファッション誌にひけをとらなかった日本のファッション誌のDNAを引き継いでいきたいと思ったからです。それは世界に認識される雑誌を目標にするという決意でもありました。


「PLEASE」はあくまでも「雑」誌です。そんな PLEASE は「雑誌」の「雑」にこだわっています。つまり「雑」誌と考えています。「雑」とは何か? 雑とは混ぜこぜであると同時にフリーな状態ともいえます。モードからカジュアルまで、ランウェイから古着まで、おしゃれから伝統工芸まで、アートから博物館、雑貨まで、高級品からチープなものまで、ファションからフードまで、性別もフリーであり、人種もフリー、年齢もすべてがフリーだと思ってつくっています。衣食住のすべてが詰まった「雑」然、「雑」感、「雑」記があるのです。だからこそ、カタログ誌ではなく、雑誌、それもファッション誌として成り立っているのだと考えています。



南沙良 プロフィール

©岩澤高雄(The VOICE MANAGEMENT)

2002年6月11日生まれ。東京都出身。レプロエンタテインメント所属。

2014年、第18回nicolaモデルオーディションでグランプリを受賞。同年10月号より雑誌『nicola』専属モデルとして活動する。映画『幼な子われらに生まれ』(2017年8月公開)で女優デビュー。初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2018年7月公開)で、報知映画賞、ブルーリボン賞他、数々の映画賞を受賞し、その演技力が高く評価される。本年度は、アーティスト・sumika の新曲「エンドロール」のショートフィルムで主演を務め、その後も、ドラマ『ピンぼけの家族』(BSプレミアム)でヒロイン、映画『もみの家』で主演、ドラマ『これっきりサマー』(NHK大阪)で主演を務めるなど活躍する。11月下旬放送予定の特集ドラマ『うつ病九段』(BSプレミアム)、来年3月5日公開の映画『太陽は動かない』への出演を控える。江崎グリコ「ポッキー」イメージキャラクター。

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