女優の南沙良がNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に先週に引き続き登場。南は源頼朝(大泉洋)と政子(小池栄子)の愛娘で義時の姪にあたる大姫役を演じており、放送第20回では、成長した大姫の姿にSNSなどで盛り上がりを見せた。
放送第21回「仏の眼差し」では、南沙良演じる大姫がつらい過去を抱えながらも健気に生きる姿に心を打たれる視聴者が続出。大姫は北条時政(坂東彌十郎)の身体を気遣い歌ったり、慣れない手付きでいわしの頭をちぎったりと優しい大姫の姿に「懸命に前向きに生きようとしていて健気」などと視聴者からの反響が寄せられる。
本作は大河ドラマ61作目で三谷幸喜が脚本を手掛ける予測不能エンターテインメント。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は小栗旬演じる鎌倉幕府2代執権・北条義時。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした義時。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都鎌倉を舞台に繰り広げられる、パワーゲームの中、源頼朝の愛娘で義時の姪にあたる純朴な大姫は父の野望に巻き込まれていく。大姫は、日本(ひのもと)を巡る駆け引きの中で、どう生きていくのか。
南沙良は2017年8月に映画『幼な子われらに生まれ』で女優デビュー。2018年7月に初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』が公開され、報知映画賞、ブルーリボン賞他、数々の映画賞を受賞。今年2022年には田中圭が主演を務める映画『女子高生に殺されたい』でヒロインを演じる。さらに、5月6日公開の山田孝之が監督を務める映画『沙良ちゃんの休日』で主演。9月1日に公開予定の映画『この子は邪悪』(片岡翔監督)でも主演を努めており、今後の活躍に目が離せない。