女優でモデルの南沙良が、脚本家の三谷幸喜が脚本と原案を担当し、小栗旬が主演を務める2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)に出演することがわかった。南沙良にとって、大河ドラマへの出演は初となる。
2022年(令和4年)から放送予定のNHK大河ドラマ第61作の『鎌倉殿の13人』は平安時代末から鎌倉時代前期を舞台に源平合戦から鎌倉幕府が誕生する中で繰り広げられる権力の座をめぐる駆け引きを、その勝利者となり北条得宗家の祖となった北条義時(小栗旬)が、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く。南沙良は、源頼朝の愛娘・大姫(おおひめ)を演じる。父の野望に巻き込まれていく、純朴な少女という役どころ。南沙良は「今回、大姫を演じさせていただくこととなりました。錚々たるキャストの皆様とご一緒できることに、とても感謝しています。過酷な運命を辿った大姫ですが、これから演じていく中で私の中に出来上がる大姫が、どのように仕上がるのか、不安よりも期待の方が大きくなっています。歴史はひとつでも、その時代を生き、駆け抜けた大姫の物語に正解はなく、演じる物語は未来の私の一部になると思います。今回の役を通じ、皆様にお届けする大姫を楽しんでもらえるように精一杯、演じていければと思います。」とコメントを残した。
南沙良 プロフィール
2002年6月11日生まれ。東京都出身。レプロエンタテインメント所属。
2014年、第18回ニコラモデルオーディションでグランプリ。同年よりファッション雑誌『nicola』(新潮社)専属モデルとして活躍。映画『幼な子われらに生まれ』(2017年8月公開)で女優デビュー。初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2018年7月公開)で、報知映画賞、ブルーリボン賞他、数々の映画賞を受賞し、その演技力が高く評価される。本年度は、アーティスト・sumika の新曲「エンドロール」のショートフィルムで主演を務め、その後も、ドラマ『ピンぼけの家族』(BSプレミアム)でヒロイン、映画『もみの家』で主演、ドラマ『これっきりサマー』(NHK)で主演を務めるなど活躍する。12月放送予定の特集ドラマ『うつ病九段』(BSプレミアム)、2021年2月6日放送スタート[全4回]の土曜ドラマ『六畳間のピアノマン』(NHK)、2021年3月5日公開の映画『太陽は動かない』(21/羽住英一郎監督)、2021年春公開の映画『ゾッキ』(21/竹中直人監督・山田孝之監督・齊藤工監督)、江崎グリコ「ポッキー」のイメージキャラクターも担当。