日本舞踊紫派藤間流三代目家元で女優の藤間爽子(ふじま・さわこ)が5月27日(土)に阪神甲子園球場で開催された「阪神タイガース 対 読売ジャイアンツ」戦の始球式に登場。
「J:COM 超速ネット光デー」と冠したイベントで大人気野球漫画の実写版『連続ドラマW-30「ドラフトキング」』にも出演中の女優・藤間爽子が、自身初となる始球式に挑んだ。作品の成功を願って縁起を担いだ背番号8のユニフォームに身を包み、阪神甲子園球場のマウンドに登場するとダイナミックな全力投球で、試合前の会場を熱く沸かせた。
藤間は初めての始球式を終え「本当に緊張しました。4万2千人を超える観客の中で試合をされている野球選手の皆さんを本当に尊敬するというか、手が震えるぐらい緊張しました。こんな伝統ある阪神甲子園球場で始球式をさせていただけるのは、本当にありがたいことだと思って、この思い出をしっかりおうちに持って帰りたいと思いますし、楽しかったです」と興奮した様子。
自身のピッチングに点数を付けるなら「60点、いや50点です。距離が思っていたよりもあるんだなあと思いました。ワンバンしてしまったんですけど、気持ちよく投げられたかなと思います。マウンドに立ってからは超速で終わってしまったので、もう一度チャレンジできたらと思います。ユニフォームの背番号8は末広がりで縁起がいいかなと思って自分で選びました。インナーとスニーカーも阪神タイガースをイメージして、黄色にしてみました」とコメント。
野球作品や今回の始球式を通して「元々野球はあまり詳しくなかったのですが、このドラマの出演で興味が湧いてきて、球場に観に行ったり、WBC(World Baseball Classic)を観たりしました。今日は阪神ファンの方たちもすごく盛り上がっていて。野球ってこんなにたくさんのファンの方がいるんだなあって実感しました。盛り上がっているのを見て、私もこの後一緒に試合観たいなって思いました。(ドラマでは鋭い視点をもつ記者の)そんな立場ですけど実際マウンドに出るとガチガチで、それでも本当にすごい景色を見せていただいたっていうような気持ちです。そこで150km/hぐらいの球を投げられているのが、信じられないですね。自分の“へなちょこボール”が情けないですけど、楽しかったです」と感想を語った。