「若手映画作家育成プロジェクト2021」次世代を担う監督(竹中貞人、団塚唯我、藤田直哉、道本咲希)4作品が劇場公開!

文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2021」は、今年度の製作実地研修で完成した短編映画4作品を、映画業界関係者向けの「合評上映会」として、2月に東京・京都・大阪・名古屋で開催。一般観客向けには、2月25日(金)より角川シネマ有楽町にて1週間限定公開し、その後大阪・名古屋でも上映する。

若手映画作家育成プロジェクト2021

昨年11月より小規模公開ながら動員10万人を突破し話題を集める和島香太郎監督作『梅切らぬバカ』をはじめ、賞レースでも注目される岨手由貴子監督作『あのこは貴族』、池田暁監督作『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』、堀江貴大監督作『先生、私の隣に座っていただけませんか?』、中江和仁監督作『きのう何食べた?』、ふくだももこ監督作『ずっと独身でいるつもり?』など、続々と修了者の長編劇場公開が続いている「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」。夏に行ったワークショップから選出され、製作実地研修に進んだ4名の若手監督が、講師による脚本指導を経て、各制作プロダクションのもと、プロのスタッフ・キャストと共に短編映画を製作し、1月末に完成を予定している。

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今回上映されるのは、藤田弓子主演作『羊と蜜柑と日曜日』を手掛けた新鋭・竹中貞人監督作『少年と戦車』、『愛をたむけるよ』で数々の賞を受賞し、次世代を担うと注目される団塚唯我監督作『遠くへいきたいわ』、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて短編部門グランプリを受賞した『stay』が一般公開され話題となった藤田直哉監督作『LONG-TERM COFFEE BREAK』、映画、CM、MV等幅広く映像製作に携わる期待の若手映画監督・道本咲希監督作『なっちゃんの家族』の短編映画4作品。


竹中監督は「本作の上映が終わり劇場を出る時、皆様がご自身の中学時代を思い出すような、そんな映画を目指しました」と作品に対する想いを告白。団塚監督は「信頼するスタッフ、キャストの方々と共に、粛々と丁寧に撮っていった映画です」と撮影を振り返り、藤田監督は「新しい体験や、いろんな人との出会いがあったからこそできた作品です。楽しんでいただけますと幸いです」と自信を覗かせ、道本監督は「好きな映画ができました。現在の道本の全力です。映画、作り続けたいです。がんばります」と今後の映画製作の意気込みを語った。フレッシュな感性と第一級の確かな技術が作り上げた個性豊かな作品になること間違いなしのプロジェクト。新しい才能をあなたの目で確かめてみては?!


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