2020年公開予定の映画『静かな雨』(原作:宮下奈都)が韓国・釜山国際映画祭に招待され、W主演の仲野太賀と元乃木坂46衛藤美彩が釜山国際映画祭に参加することが決定した。10月3日より開催される韓国・釜山国際映画祭のオープニングセレモニーと翌日上映予定の『静かな雨』の舞台挨拶に仲野太賀と衛藤美彩、監督・中川龍太郎の3人が登壇予定で、日本よりいち早く韓国でのお披露目に期待がかかる。今回の招待の背景には監督の中川龍太郎が特に注目を浴びており、海外の映画祭での評価が高く、その才能が隣国でも一目置かれている。
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ストーリー
大学で生物考古学研究助手をしている行助(仲野太賀)は、パチンコ屋の駐車場でおいしそうなたいやき屋を見つける。そこは、こよみ(衛藤美彩)という、まっすぐな目をした可愛い女の子が1人で経営するたいやき屋だった。そこに通ううちに、こよみと少しずつ親しくなり、言葉を交わすようになる。だがある朝、こよみは交通事故で意識不明になってしまう。毎日病院に通う行助。そしてある日、奇跡的に意識を取り戻したこよみだが、事故の後遺症で記憶に障害があることがわかる。事故以前の記憶は残っているが、目覚めてからの記憶は一日経つと消えてしまうのだ。行助は記憶が刻まれなくなったこよみと、変わらずに接していこうとするが……。外は静かな雨が降っていた。
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出演:仲野太賀 衛藤美彩 他
原作:宮下奈都『静かな雨』(文藝春秋刊)
監督:中川龍太郎
脚本:梅原英司、中川龍太郎
制作:「静かな雨」製作委員会
©2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋
公式サイト:https://kiguu-shizukana-ame.com/
2020年新春、全国順次公開