吉田鋼太郎、中村倫也 インタビュー
――武さん、ルメールさんの印象を教えてください。
吉田:福島の競馬場のレースでプレゼンテーター役をさせていただいたときに、ルメールさんが1着で優勝なさって、トロフィーと表彰状をお渡ししました。たぶんルメールさんは覚えていないと思うんですが(笑)。
中村:僕も大井競馬場で3回くらいプレゼンテーターみたいな感じで表彰の時に立ち会わせていただいたんですが、3回中2回くらいルメールさんが1位でした。ファンに対するサービスや発言も人柄が出ていてお話ししてみたいなと思ったんですが、今回一緒には撮影できず残念でしたね。お二人はレジェンド中のレジェンドじゃないですか。
吉田:武さんも長いよね。キャリアが。
中村:お会いしたかったですけど、こうやって共演させていただけるのはとてもテンションがあがりますよね。
吉田:光栄ですよね。ジョッキーの方って小柄なイメージで、その方が有利という話をよく聞きますけど、(武さんは)そんなに小柄じゃないんですってね。170cmはあるって。不利なところを持ちつつ、なおかつそれを払しょくして王者で居続ける、並大抵のことじゃないですよね。
中村:やっぱり特出しているんでしょうね。詳しいことはわからないですが、馬との呼吸やレース展開など本当に特出した能力をもっているからこそ、それだけ長くご活躍されているんでしょうね。お会いして話してみたかったですね。
吉田:一緒の画面に映れるなんて思ってもみなかったですね。
中村:それだけで嬉しいです。
――新生活の季節なので、お二人が新しくチャレンジしたいことなどあれば教えてください。
吉田:最近その話一色になってしまって、申し訳ないんだけど。去年娘が生まれましてね。いろいろ今後のことを考えると、幼稚園やら小学校に入って、運動会が待っているわけですよ。その運動会で一緒に走りたいという野望をひそかにもっているんです。そのために鍛える。できればお父さんたちの中で1番になりたい。
中村:役者をやっているとなんだかんだ体も使いますし、感覚も若いじゃないですか。なのでケガさえしないトレーニングをすれば全然あるんじゃないでしょうか。
吉田さん:そうだね、せめてビリは避けたいという感じかな。少し言いすぎかなと思いますが、目指すは目指そうと。
――中村さんはいかがでしょうか
中村:始めるというよりも直したいことになっちゃうんですけど……。僕、割ときれい好きではあるんですが、家事の中で1つだけ唯一苦手なのが洗濯物を畳んでしまうっていうことなんです。
吉田:俺も、一緒。干すのはいいんだよね。わかる!
中村:だってもうどうせこれ着るんだしって思っちゃうんですよね。それでなんだかんだ洗面所まわりが洗ったものでこうなっていくので。これを機にちゃんとしたいなと思っています。
武豊、クリストフ・ルメール インタビュー
――武さん、撮影はいかがでしたでしょうか。ルメールさんはこれから撮影ということで、意気込みなどを教えてください。
武:慣れないことなので、競馬と違って上手くいかない感じでした。緊張したけど楽しかったです。
ルメール:とても楽しみです。このゲームはとても人気ですから、プロモーションできてうれしいです。
武:(ルメールさんに向かって)リラックスして頑張ってください。
――CM には『ウマ娘』のキタサンブラックとサトノダイヤモンドが登場しますが、モチーフとなった競走馬についての想い出など教えてください。
武:2年くらいキタサンブラックに乗っていたんですが、たくさん勝ったレースもあれば、それこそサトノダイヤモンドに負けた有馬記念もあったりと、すごく想い出深い馬です。
ルメール:2頭とも有馬記念でいい試合をしてくれました。僕がサトノダイヤモンドに乗った時はいい思い出でした。今回ゲームの中でサトノダイヤモンド、キタサンブラックが出ています。ファンの皆さんにとってすごく楽しみだと思います。
武:すでに自分が乗っていた馬がたくさんキャラクターとなっていて注目されています。一頭一頭思い出があって、昔を思い出しながら見ているんですが、今回キタサンブラックが登場ということで注目していますね。
ルメール:日本にきてからたくさんいい馬に乗ることができました。やっぱりサトノダイヤモンドは僕にとって特別な馬ですね。JRAの免許をとってから一番強い馬でしたので、今ゲームの中に出ているのが素晴らしいです。
――今回の CM はとてもテンションが高い内容になっていますが、最近お二人がテンションが上がったことはなんでしょうか。
武:春はGIレースがたくさんあるので、ジョッキーとしてはテンションの上がる季節が来たなという感じですね。
ルメール:一緒です(笑)。やっぱりGIのときは人気馬に乗ったらプレッシャーがかかりますね。ただ2人とも経験のあるジョッキーですから。GIもちろん勝ちたいです。毎週毎週頑張ります。
武:ルメールさんは、この前サウジアラビアで1日に4回ビッグレースに勝ったからテンションが上がりましたね。TVで見ていてすごいなと思いました。
ルメール:豊さんは一番リラックスしているジョッキーですね。GIの時はゲート裏でいつも静かです。いつもベストな競走をできるのは、17歳からやっているからだと思います。モデルですね、アイドルです。
――『ウマ娘』の反響について、いかがでしょうか。
武:普段街を歩いていても、若い女の子から「ウマ娘やってます」とか「見てます」と声をかけられることもありますし、後輩ジョッキーの中でハマっているジョッキーもいるので、いろいろ聞いています。すごく話題になっているなと思いますね。
ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』とは
ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』は、プレイヤーがウマ娘の教育機関「トレセン学園」の新人トレーナーとなり、担当するウマ娘と日々トレーニングやコミュニケーションを取りながら、二人三脚でレースに勝利し夢の実現を目指す、育成シミュレーションゲーム。臨場感溢れる実況とともにウマ娘たちが1着を目指して駆け抜ける圧巻のレースや、レースに出走したウマ娘たちが多彩な楽曲と演出で繰り広げるライブパフォーマンス「ウイニングライブ」など、生き生きとした3Dで表現。また、ウマ娘たちの成長がドラマチックに描かれるメインストーリーはもちろん、ウマ娘それぞれのストーリーも充実。彼女たちを見守り、寄り添い、共に成長する楽しみを味わえる。