芸能事務所レプロエンタテインメントと箱庭円舞曲主宰の古川貴義氏がタッグを組み、制作する舞台「すべての人類が家にいる」の一般販売が、11月10日(火)よりスタートする。
本作品には、レプロエンタテインメント所属の堀家一希、平井珠生の出演が決定しているほか、昨年末から複数回開催されたワークショップ型のオーディションで選び抜かれた俳優も参加。古川氏の「言葉の認識のズレ」から生まれるディスコミュニケーションほとばしる現代会話劇を、舞台に書き下ろした新作。竹井亮介、森啓一朗を筆頭に、実力派俳優から注目の新人俳優まで出演する注目の舞台。
ワークショップ型オーディション出演者コメント
蓮見のりこ
最初に台本を読んだ時、あまりの面白さにページをめくる手が止まらなくなり、純粋に読者として楽しんでしまいました。ひとりでも多くのお客様に、この作品を観ていただきたいと心から思っております。今の自分の持てる全てで挑ませていただきます!
谷田奈生
古川さんの作品を拝見しており、受けてみたいと思い、WSに参加しました。その中で、今回の作品の根幹である「ディスコミュニケーション」について、とても面白く感じています。日常生活の中で、周りの人たちと全て分かり合えるなんてことはありませんが、「在る」方にばかり目を向けて、どうしたらよいかと悩むだけでなく、「無い」方に焦点を当てることで見えてくるものがあるのではないか。ディスコミュニケーションによって生まれる、そんなつもりじゃなかった掛け違いや、ひょっとしたら生まれるかもしれないラッキーなどを楽しんでいけたらいいなと思っています。
東條広暉
「ディスコミュニケーション」という観点であまり、お芝居の事を考えたことがなかったので今回のWSでの経験は自分にとって、とても実りがあるものだったと感じています。登場人物達の間のみならず、役とそれを演じる役者の間にも「ディスコミュニケーション」が介在してる事を強く自覚できて良かったです。これからが楽しみです。
出演者
舞台「すべての人類が家にいる」
公演日時:2022年12月9日(金)~18日(日)
場所:浅草九劇
作・演出:古川貴義(箱庭円舞曲)
美術:稲田美智子
照明:瀬戸あずさ(balance,inc.DESIGN)
音響:岡田悠(One-Space)
舞台監督:二宮清隆
演出助手:村野玲子
衣装:山下由
宣伝美術:やまなか ももこ
制作:飯田花菜子 / 下村美雨
主催:レプロエンタテインメント