女優の福地桃子が短編映画『青と白』に、國村隼演じる塩職人・龍介の孫娘役として出演することがわかった。
本作は、西山裕之監督がメガホンを取った短編映画で、中国で唯一の国際映画製作者連盟公認映画祭である第25回上海国際映画祭(2023年6月9日~6月18日に開催)のパノラマ国際部門にて、正式参加作品としてワールドプレミア上映されることが決まるなど、話題作となっている。
福地桃子コメント
塩職人の孫という役柄だったので、撮影の中では塩工房を間近で見学させてもらえる機会があり、とても貴重な体験をさせていただけたなと思っています。國村隼さんとは今作がはじめてでしたが、とても気さくなお人柄に救われ撮影期間がとても愉しかったです。映画のなかにはとても素朴で落ち着く空気が漂っていて、自然のなかにある美しいを見つめることができました。
ストーリー
最愛の妻を亡くし、その別れの葬儀の日も塩を作り続ける職人の龍介。そんな時でも塩作りに没頭する姿を見た孫娘みどりが、その真意を聞く。この土地でしか作ることのできない塩を作り続け、その歴史を守っていくことが使命だと思っている龍介。塩と対話しながら、古の時代からその味を後世に残そうとしている。そんな龍介の姿を見つめ続ける孫娘のみどり。塩と向き合うことで、亡き妻と一緒にいる感覚となる。
映画『青と白』(英題:Blue and White)
出演:國村隼、福地桃子、筧利夫、竹下景子ほか
監督・脚本・編集・プロデュース:西山裕之
撮影監督:百々新
音楽:一柳賢司
題字:赤松陽構造
照明:森下善之
録⾳:斉藤ユウジロウ
美術:柴田慎一郎
キャスティング:澤田みゆき
協力プロデューサー:吉田紀子・MORI
配給:調整中
製作・制作プロダクション:ニッシー・プラス(NISSY PLUS INC.)
28分/日本
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