12月25日(金)より新宿武蔵野館ほかで全国公開される吉沢亮が主演の映画『AWAKE』。本日、棋士VS.コンピュータの世紀の対決が、今まさに始まろうとしている瞬間を切り取った冒頭映像が公開された。
公開された映像は、浅川陸七段(若葉竜也)が美しい指し手で、ロボットアームが精密な動きで、それぞれ王と玉の駒を配置する対比的なシーンから始まる。「まもなく、人間対コンピュータの世紀の対決が始まろうとしています」と、リポーターが話す姿が映るパソコン画面には“始まるううううううう”、“キタキタキタキター”などのコメントが映し出され、対決を待ちわびる観客の盛り上がりと熱量が感じられる。「コンピュータなんかに人間は負けないから」と棋士の勝利を信じる子供、「いよいよこの日がやってきてしまいました・・・」と複雑な心境を語る解説者、そして“人工知能が人類を超える日”と大々的に報じるマスコミも。今年は、AIが6億手を読んで導き出した最善手を、藤井聡太二冠がわずか23分で導き出し『AI超え』と話題になったが、2015年は真逆の『人類超え』が話題になっていたことがわかる。
さらに、かつて互いに切磋琢磨したライバル・清田英一(吉沢亮)と、<棋士VS.ソフト開発者>として再び相まみえることとなった心境を聞かれた陸は、「(開発者が元ライバルであることは)特に意識はしてません。僕が闘うのは・・・あくまで彼が作ったコンピュータソフトなので」と冷静沈着に答える。それぞれの思惑が交錯する中、英一の思惑は冒頭では明かされない。一度は棋士の夢をあきらめた英一が、なぜ将棋界に戻ったのか―?自分の地位が危ぶまれる、コンピュータ将棋との対局を陸はなぜ受けたのか―!?この世紀の対決にいたるまでの物語に、期待が膨らむ冒頭映像となっている。
映画『AWAKE』
出演:
- 吉沢亮
- 若葉竜也
- 落合モトキ
- 寛一郎
- 馬場ふみか
- 川島潤哉
- 永岡佑
- 森矢カンナ
- 中村まこと
監督・脚本:山田篤宏
製作総指揮:木下直哉
将棋協力:日本将棋連盟
将棋電王戦協力:dwango、DENSO、DENSO WAVE
プログラミング協力:コンピュータ将棋協会(CSA)
製作:木下グループ
制作協力:ザフール
制作・配給:キノフィルムズ
©2019『AWAKE』フィルムパートナーズ
公式サイト:https://awake-film.com/
2020年12月25日、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー