来春公開予定の映画『まなみ100%』。青木柚、中村守里がW主演を務める本作の主人公(ボク)の先輩役に元乃木坂46・伊藤万理華が出演することがわかった。
映画『まなみ100%』は、平凡さを嫌う自分勝手で変わり者で器械体操部の”ボク”と、普通に生きる同じ部活のまなみちゃんの愛と青春の10年間を描く。新鋭・川北ゆめき監督の初長編映画で川北自身の実話を基に、監督との歳の差29歳のベテラン・ いまおかしんじが脚本を担当。川北の前作『満月の夜には思い出して』でも川北とタッグを組んだ大槻美奈が音楽を手がける。
出演キャストは『うみべの女の子』の青木柚、『アルプススタンドのはしの方』の中村守里がW主演。『死刑にいたる病』の宮﨑優、グラビアでも絶大な人気を誇る新谷姫加と菊地姫奈、「細かすぎて伝わらないモノマネ」でお馴染みのオラキオ、近年多数の映画やTVドラマに出演している濱正悟など、今後の日本映画界、エンタメ界を担う出演者達が参加。クラウドファンディングで資金を集め、公開に至った。
そしてこの度、主人公・ボクの体操部時代の先輩・瀬尾役で『サマーフィルムにのって』『もっと超越した所へ。』に出演の伊藤万理華、体操部時代の同期・熊野役で『ハッピーエンディングス』の下川恭平、先輩・サトシ役で『裸足で鳴らしてみせろ』の諏訪珠理らが出演している事が明らかに。本作の出演に伊藤は「川北さんの赤裸々な気持ちがこの映画に詰まっていて、瀬尾先輩役を演じるのはとてもプレッシャーでしたが、微力ながらも気持ちを受け止めることができてよかったです。どんな作品になるか一視聴者としても楽しみです。」とコメント。川北監督も伊藤の出演について「僕が脚本から想像していた以上のお芝居で、この映画をより重層的な作品にしてくださいました」と絶賛と感謝の意を述べた。
映画『まなみ100%』は、11月20日(日)のTAMA CINEMA FORUMでワールドプレミア上映。12月3日~12月23日にK’s cinema、1月6日~1月17日にシモキタエキマエシネマK2にて開催される「MOOSIC LAB 2023」でも上映が決定。来春に劇場公開を予定している。
伊藤万理華(瀬尾先輩・役)コメント
川北さんの赤裸々な気持ちがこの映画に詰まっていて、瀬尾先輩役を演じるのはとてもプレッシャーでしたが、微力ながらも気持ちを受け止めることができてよかったです。どんな作品になるか一視聴者としても楽しみです。
下川恭平(熊野・役)コメント
熊野くん役を演じました下川恭平です。今まで僕が演じてきた役の中で、一番のバカ。それが熊野くんです。(笑)愛を込めて精一杯演じました。そして、アクロバットをやっている僕からすると念願の体操部員役!!沢山動いてます。そして体操部の三馬鹿で全力でふざけまくりました。撮影当時を思い出すと、今でも笑ってしまうような笑いに溢れた楽しい現場でした。僕たちの青春を、沢山笑って見届けていただけたら嬉しいです。
諏訪珠理(サトシ先輩・役)コメント
サトシ先輩役の諏訪珠理です。川北監督の作品への強い愛を感じる幸せな現場で、僕自身もただただ楽しく演じさせて頂きました。きっと、完成した『まなみ100%』も楽しくて好きになれる映画だろうと思います。あーー早く観たい。
川北ゆめき(監督)コメント
「まなみ100%」では下川さんに演じて頂いた熊野君役や、諏訪さんに演じて頂いたサトシ先輩役など、僕の青春時代を語るには欠かせない人物を何人か登場させています。中でも今回のモデルになった瀬尾先輩は、高校時代の僕達体操部男子のアイドルで、僕にとっては姉の様な存在でもあった人でした。実在した瀬尾先輩との別れは自分の青春時代を考え直す始まりでもあり、そして本作を作る一番最初のきっかけでした。演じて頂いた伊藤さんは、映画という限られた時間の中で「かつて僕の目に映っていた瀬尾先輩」が伝わる様に時には愛らしく、時には切なく、僕が脚本から想像していた以上のお芝居で、この映画をより重層的な作品にしてくださいました。僕にとって特別に思い入れのある人々の役を、素敵な役者様に演じて頂いて本当に良かったと心から思っております。
映画『まなみ100%』
出演:青木柚 中村守里 伊藤万理華 宮﨑優 新谷姫加 菊地姫奈 藤枝喜輝
下川恭平 日下玉巳 諏訪珠理 野島健矢 髙橋雄祐 詩野 濱正悟 / オラキオ
監督・編集:川北ゆめき
脚本:いまおかしんじ
配給:SPOTTED PRODUCITONS