佐久間由衣「監督に言われ、意識が変わりました」映画『“隠れビッチ”やってました。』公開記念舞台挨拶

2019年12月7日(土) 東京・新宿バルト9にて、女優でモデルの佐久間由衣が主演を務めた映画『“隠れビッチ”やってました。』公開記念舞台挨拶が行われ、出演者の佐久間由衣、大後寿々花、小関裕太、森山未來、監督・脚本の三木康一郎が登壇した。見た目は清楚だが、思わせぶりな言動で男を翻弄する“隠れビッチ”の主人公・ひろみ(佐久間由衣)の恋愛模様を描く。異性からモテ続けることで承認欲求を満たしてきた主人公が、本気で気になる男性が目の前に現れたことにより、自分の本音と向きあっていくストーリー。

映画『“隠れビッチ”やってました。』公開記念舞台挨拶

佐久間は「皆さんこんにちは、隠れビッチを演じました佐久間由衣です(笑) 。昨日から無事に映画が公開を迎えて、ホッとした気持ちと、寂しい気持ちと、いろいろな気持ちでいっぱいです」と挨拶。映画初主演の佐久間は、監督の三木から「演出面で何回も、それは違うと言われ、また作品に挑む姿勢として、作品に参加するという意識ではなく、自分の作品を世に残すという意識で作品に挑みなさい言われました。こんなに優しく言ってはくれなかったですが(笑)、そこから自分の意識も変わりました」と振り返えった。またとあるシーンで「秒単位の細かい演出があったのですが、何度やっても出来なくて、終わった後にパニックになり、移動車に戻って泣きました。泣いてスッキリして、次のシーンでは気持ちを切り変えて、そういう日々でした」と撮影に苦労した模様。


美容師志望の安藤を演じた小関は「技術がある役ってリアルにプロとしてやられているように見えないといけないと思って、撮影前にシャンプーの練習をしました」と告白。バイクは元々免許を持っていたが「佐久間由衣さんという女優さんを後ろに乗せなきゃいけない・・・今だからこそ言えるんですけど、ペーパードライバーに近くて。趣味の一環でそういう役が来たらいいなと免許を取っていたのですが、いざ話が来たのが、1週間後にインすると聞いて、練習時間も無くて・・」とドキドキしながら撮影していた秘話を語った。それに対し佐久間は「知らなくてよかった~バイクが好きでグルグル散歩してるのかと」と複雑な表情を浮かべた。

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最後の挨拶で佐久間は「ちょうど一年前くらいに、この映画の撮影をしていて、そこから1年間ずっと、この映画が公開されることを願っていました。いっぱい失敗しながらも、少しずつ前に進んでいけたらいいなというメッセージを込めて、この作品に関わらせていただきました。まだまだペーペーな私に、素敵なキャストの皆さん、監督、スタッフさんが関わってくださって、説得力のある、リアリティーのある作品に作り上げていただいたので感謝しています。」と心境を語り、舞台挨拶を終えた。

映画『“隠れビッチ”やってました。』は2019年12月6日より全国公開中。

佐久間由衣
小関裕太
小関裕太
大後寿々花
森山未來
佐久間由衣
小関裕太
小関裕太

映画『“隠れビッチ”やってました。』

出演:佐久間由衣/村上虹郎 大後寿々花 小関裕太/森山未來

監督・脚本:三木康一郎

原作:あらいぴろよ『“隠れビッチ”やってました。』(光文社刊)

主題歌: Kitri 「さよなら、涙目」(BETTER DAYS /日本コロムビア)

配給:キノフィルムズ/木下グループ

© 2019『”隠れビッチ”やってました。』フィルムパートナーズ/光文社


映画『“隠れビッチ”やってました。』は全国公開中!

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