広瀬すず×木戸大聖×岡田将生の豪華共演が話題の映画『ゆきてかへらぬ』の大正モダンな世界観を映す2種類のティザービジュアルが本日公開された。
本作は大正時代を舞台に実在した男女3人の壮絶な愛と青春を描いた作品。まだ芽の出ない女優・長谷川泰子(広瀬すず)は、のちに不世出の天才詩人と呼ばれることになる青年・中原中也(木戸大聖)と出逢う。どこか虚勢を張り合うふたりは互いに惹かれ一緒に暮らしはじめる。その後東京に引っ越したふたりの元を、中也の友人で後に日本を代表することになる文芸評論家・小林秀雄(岡田将生)が訪ねてくる。偶然ともいえるその出逢いが、やがて3人の運命を狂わせていく――
本日解禁されたビジュアルは、本作の舞台である大正時代の和と洋が同居する世界観を鮮烈に映し出した2種類のビジュアル。一つ目は日傘を肩に美しい着物姿で佇む泰子の姿が切り取られたデザイン。劇中でも大きな転機となるシーンから切り取られ物憂げで危険な瞳でこちらを見つめる泰子を中心に「その春は、青じゃない。赤い春だった。」という3人の男女の壮絶な青春を思わせるコピーが印象的。また泰子の周りには中原中也の詩集「在りし日の詩」から着想を得た本作の英題「YASUKO, SONGS of DAYS PAST」の文字が殴り書かれ、どこかモダンな香りを漂わせるデザインとなっている。本作で広瀬は着物姿のほか大正時代の枠にとらわれないモダンなファッションの数々に挑戦。劇中の衣裳は『レジェンド&バタフライ』や『碁盤斬り』を手掛けた時代衣裳の大塚満と、『PERFECT DAYS』や「地面師たち」を手掛けたスタイリストの伊賀大介が担当していて、目まぐるしく変わる広瀬の装いにも注目だ!
もうひとつのビジュアルは夜道を背景に泰子、中也、小林が横並びになったデザイン。広瀬すず、木戸大聖、岡田将生という今を駆ける俳優3人が一枚に収められた貴重な写真となっている。こちらを睨み付けるような中也に対し、自信ありげな表情を浮かべる小林。そんなふたりに挟まれた泰子は、どこか虚空を見つめているように見える。それぞれの表情も印象的なビジュアルとなっている。また「3つの愛の、行き着くそこ。」という意味深なコピーが添えられ、出口のない3人の行く末を暗示させるかのようだ。
今回解禁された2つのビジュアルデザインは、名だたるアーティストのアルバムデザインやアートワークを担当し映画『ラストマイル』や映画『キングダム』シリーズ、ドラマ「海のはじまり」などのビジュアルも手掛けるアートディレクターの吉良進太郎が担当している。映画『ゆきてかへらぬ』は、2025年2月21日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開!
映画『ゆきてかへらぬ』
出演:広瀬すず、木戸大聖、岡田将生
監督:根岸吉太郎
脚本:田中陽造
配給:キノフィルムズ
©︎2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会
2025年2月21日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開!