フジテレビが運営する動画配信サービスFODにて8月1日(金)20時より配信されるドラマ『エリカ』の完成披露イベントがフジテレビ本社で開催され、本作で主演を務める茅島みずき、教師役を務めた渡辺大知が登壇。作品の魅力について語った。

臨時教員として赴任してきた青嶋一哉(渡辺大知)は、クラス内で浮いた存在となっている生徒・閉野恵里佳(茅島みずき)の噂を耳にする。「彼女の問題を解決できれば、本採用も夢ではない」、そんな助言を受け、解決を決心する。しかしどこか不自然なエリカの言動に、次第に違和感を覚えていく。そして彼の人生は大きく崩れ始める。彼女の常軌を逸するストーカー行為により、彼だけでなく、彼を取り巻く人たちにも危害が及ぶ。目まぐるしい展開と衝撃のバッドエンド。果たして青嶋は、エリカの呪縛から逃れることができるのか…
茅島は本作の見どころについて「エリカの青嶋先生への執着心というか、その他が全く見えてなくてコロコロと表情は変わるし、狂気的なエリカの表情に注目してほしいなと思います」と回答。渡辺は「本来なら(生徒に好かれるのは)嬉しいことなんだろうけど、ことエリカに関しては、それが狂気になるというか実際大変で怖カワイイですよね」と微笑む。
茅島は本作の撮影について「渡辺さんは匂いが強烈なドロドロしたものを結構浴びて、次のシーンの繋がりとかもあるので、お弁当をそのまま食べたりして・・・エリカとしてはちょっと申し訳なかったなって(笑)」と振り返る。それについて渡辺は「恋人役の岡本玲さんとの撮影初日の午前中は2人で出会った頃の写真とかラブラブなツーショット写真をいっぱい撮っていて、お昼ご飯終わって午後の撮影になると2人ともナイフ持って血だらけになるみたいな本当にこの作品はアップダウンが激しすぎて、ちょっとメンタル削られるぐらい壮絶な撮影でした」と打ち明けた。


注目して欲しいシーンについて問われると茅島は「自分の中でも苦労したシーンでもあり、こだわったシーンなんですが、1話の最後の廊下のシーンで、心情的に青嶋先生に対して怒りだったりとか、悲しさだったりとか呆れてる感情だったりっていうごちゃごちゃな感情を表情だけで表さなければいけなかったので、そのシーンを皆さんに見て欲しいです」と要望する。
本作の主題歌「distortion」について担当した茅島は「このドラマに合わせてすごく狂気的でダークさもありつつ、サビはちょっとポップでなんかエリカの可愛らしい部分を表現していて、ドラマにピッタリな曲になっています。曲の中にロックオンだったり、いろんな音が入ってるので淡々と歌うことでより怖さが出ると皆で話し合ってレコーディングしました」と明かす。それに対しロックバンド・黒猫CHELSEAのボーカルでもある渡辺は「エリカ歌上手~というか、エリカの魅力を味わえるいい主題歌だと思いました」とベタ褒めした。


最後に茅島は「このドラマは、細かい部分までキャストの皆さん、監督・スタッフの皆さんと一丸となって作った作品で、私の中でもとても思い入れのある作品になっています。この夏にピッタリのゾワッとでも可愛いシーンもあるので、皆さんに楽しんで見ていただけたら嬉しいです」と締めくくった。ドラマ『エリカ』は8月1日(金)よりフジテレビの動画配信サービスFODで配信中!
フジテレビ FODドラマ『エリカ』(全6話)

出演:茅島みずき、渡辺大知、岡本玲 山本道子、續木淳平、内野謙太、桃月なしこ ほか
主題歌:茅島みずき「distortion」(Amuse)
原作:楠本哲『エリカ』(株式会社少年画報社)
演出:大内隆弘
脚本:青島太郎
音楽:丸橋光太郎
プロデュース:酒井綜一郎
プロデューサー:坂田航(ギークサイト)
制作プロダクション:ギークサイト
制作著作:フジテレビ
2025年8月1日(金)20時~FODにて独占配信 以降毎週金曜日20時最新話配信