小川史記「ウチの山中柔太朗はイケメン100点な男」ドラマ『悪いのはあなたです』先行試写会

11月3日(月)スタートのドラマ『悪いのはあなたです』（読売テレビ・ドラマDiVE枠／毎週月曜深夜1時29分）第1話特別先行試写会が10月31日(金)都内で開催され、出演者の工藤美桜・山中柔太朗（M!LK）・小川史記（BUDDiiS）・加藤史帆が登壇した。

原作は累計3900万PVを獲得した、ふせでぃの同名漫画で、派遣社員である山本莉子（工藤美桜）は会社から突然クビを宣告されてしまう。崖っぷちに立たされた莉子は、帰り道に階段で足を滑らせたところを、見知らぬイケメン会社員・安東ツトム（小川史記）に助けられる。失意のどん底の中で出会った、ハイスペックで余裕のある振る舞いのツトムに押し切られる形で、流されるままに食事、そしてホテルへ…。その出会いが莉子の人生を大きく揺さぶり、愛と欲望の泥沼へと引きずり込まれていくことになる。

一方で売れないバンドマン・椿タクマ（山中柔太朗）も、のんびりと毎日を過ごしているが、彼女に明かせない秘密を抱えていて―。莉子、タクマをはじめとした登場人物が絡み合い、愛憎と裏切りの果てに、彼らは抜け出せない世界へと転がり落ちていく――。

試写会では第1話が先行公開され、11月3日(月)のドラマ放送開始を迎えるにあたり、登壇者は現在の心境を語った。工藤は、撮影から時間が経っているため、「やっと皆さんに見てもらえる」というワクワク感を抱きつつ、「衝撃的な展開がたくさんある」ため、この衝撃作をどう受け止められるのか、ドキドキしていると明かした。山中は、今回のドラマがそれぞれチャレンジした仕事が多かったとしつつも、撮影が結構前だったため、一旦忘れて観客の気持ちで第1話を観たところ、「面白かった。めちゃくちゃ良かった」と自信をのぞかせる。

撮影の現場について加藤は「ドロドロとした内容のドラマとは裏腹に、現場の雰囲気は非常に陽気だった」と明かし「小川さんが現場を盛り上げてくれた」と感謝する。小川は、初めて4人が集まった撮影時には、ここぞという時にダンスタイムを披露し、場を盛り上げていたというエピソードが飛び出し、山中は「僕その時の動画持ってるんで、いざという時は出そうかと」と話を盛り上げた。

共演者の「裏の顔」と山中柔太朗の「イケメン100点」ぶり

ここでドラマの内容にちなみ、共演者の「裏の顔」、抱いていた印象と実際のギャップについて質問が向けられた。小川は「ウチの山中柔太朗がイケメンすぎる」ことに言及。何をするにも僕に対してファーストでいてくれて、暑かった場面でも、山中が率先して汗拭きシートで対応してくれたことを挙げ、「ギャップではないが、裏でもしっかりそういうことをしてくれる。イケメン100点な男でした」と絶賛した。

イベント終盤では来場者からの質問コーナーで、ドラマの内容にちなみ出演者が「今、沼にはまっているもの」について語った。工藤がハマっているのは「健康沼」と明かし、乳酸菌飲料や、乾燥対策のための顆粒の喉飴を積極的に摂取し、撮影を健康で過ごすために大切にしていると説明する。一方、小川は「ダーツ」が唯一見つけた趣味であり、沼にハマっていると告白。観客の前でガチのフォームで投げる姿を披露した。

次に、人生の選択を迫られるタイミングに関する質問に対し、何を選択する際に頼りにするか、決め手にするものについて語られた。山中は「AI」を挙げ、意外な回答で会場を驚かせた。「基本的に自分で考えるタイプであるものの、AIが持っている豊富な情報を参考にして、その意見から選択をして判断を下す『喋り相手』として活用している」と回答。加藤は「家族」を頼りにしていると回答し、一番身近な人からアドバイスをもらうことで、背中を押してもらい、「最終的には自分で決めますけど」と明かした。

最後に観客や視聴者に向けて挨拶し工藤は「莉子は1話で衝撃的な出会いがあり、そこから最終話まで展開が目まぐるしく変わってすごい衝撃的なので、皆さんすごい楽しみに観ていただきたいです」、山中は「僕の中で印象的なシーンとか良かったシーンが結構あって、最終話までついてきて観てもらえたら嬉しいです」、小川は「それぞれのキャラクターがどういう選択をして、どういう人生を歩んでいくのか見届けて欲しいです」、加藤は「私が演じた片桐ミカは本当に一生懸命な女の子なので、自分の心情に重ね合わせてみてもらえると嬉しいです。最終回まで怒涛の展開が続くので、最後まで一緒に盛り上げていきましょう」とそれぞれが語り、特別先行試写会を終えた。ドラマ『悪いのはあなたです』は11月3日(月)より読売テレビ・ドラマDiVE枠にて放送がスタートする。