『まんがタイムきらら』(芳文社)で連載され、「次にくるマンガ大賞2021」にもノミネートされた4人の女子高生が宇宙を目指す儚くて真っすぐな青春ストーリー「星屑テレパス」。2023年に放送されるテレビアニメ版で声優を務める船戸ゆり絵と深川芹亜、プロデュサーの近藤千昭が3月26日(日)東京ビックサイトで開催された「AnimeJapan2023」でステージに登壇。
この日、MCを務めたフリーアナウンサー森遥香の呼び込みで登場した船戸は「星屑テレパスのイベントでファンの皆さんに逢うのは今回が初めてです」と挨拶。原作の漫画を読んで「一見出会わなさそうな4人がどうやって出会ったんだろうとか、宇宙に行きたいからロケット作ろうみたいなところが素直で可愛いと感じた」と感想を語る。深川は「学生時代ってこうだったなって思わせてくれる作品だと感じました。夢を見つけてそのためにがむしゃらで必死で」と可愛いだけでなく青春感のある作品だと感じたそう。作品の見どころについては「セリフじゃない小ノ星海果ちゃんのモゴモゴとかコクコクコクとかセリフじゃない動作の音がすごく可愛いので注目して欲しい」と集まったファンに要望。
船戸は本作の主人公・小ノ星海果について「コミュニケーションがちょっと苦手なところがある子なんですが、すごく頑張り屋さんな子で、例えば自称宇宙人の明内ユウちゃんが現れた時にも宇宙語辞典を買ってきて勉強しちゃうとか、自己紹介を上手くするために何度も何度もイメトレをしたりとかして、一生懸命頑張ってる姿がとても魅力的な子だなって思いました。ちょっと失敗しちゃったりしてアワアワする姿も小動物みたいで可愛いです」と自身が演じたキャラクターについて分析。
自称宇宙人で、おでこを相手にくっつけると相手の考えてることがわかるというテレパシー(おでこぱしー)の能力を持つ明内ユウを演じた深川は「愛情が深い女の子で海果ちゃんが頑張ってるところを『頑張れー!頑張れー!』って全力で応援してあげたり、優しいだけじゃなく真理をつくところもあって、台本をいただいた時にそういうところも大切にしていこう」って演じるにあたって大切にしたという。
プロデュサーの近藤はオーデションで多くの声優の中からこの2人をキャスティングした理由について「二人とも演技がしっかりしているというのもちろん、船渡に関しては海果が成長するっていうのがこの話の軸であり、海果と一緒に成長してくれそうな可能性を多くのスタッフが感じた。深川についてはユウってキャラクターが非常に明るい面も持ちつつ、お姉さんの一面もあり、裏表グラデーションをつける感じがオーディションの時点でバッチリ出ていた」と選考理由を語った。それに対し船渡は「海果ちゃんは演じてる時にスッと降りてきた感じがした。海果はすごい頑張るので、それに負けじと私も頑張らなきゃて。私も自然に成長していけたんじゃないかなって思いました」と自身の成長についても自信を覗かせた。テレビアニメ「星屑テレパス」は2023年放送がスタートする。
TVアニメ「星屑テレパス」
【キャスト】
小ノ星海果:船戸ゆり絵
明内ユウ:深川芹亜
その他のキャストについては後日解禁される。
【スタッフ】
監督:かおり『五等分の花嫁∬』、『ゆゆ式』
シリーズ構成:高橋ナツコ『ゆゆ式』、『こみっくがーるず』/かおり
キャラクターデザイン/総作画監督:酒井孝裕『結城友奈は勇者である シリーズ』、『となりの吸血鬼さん』
制作スタジオ:Studio五組
2023年TVアニメ放送開始