女性アイドルグループ・AKB48の元メンバーで、モデル、女優、絵画アーティストとして活躍中の光宗薫が1stソロフォトブック『A Tapir on the star』(トランスワールドジャパン刊)発売を記念したイベントを2月26日(土)、東京・HMV&BOOKS SHIBUYAで開催した。
光宗が兼ねてより親交の深いカメラマンの四方あゆみ氏とタッグを組み、“ナチュラル”をテーマに日常感溢れる雰囲気を撮影。光宗薫の妖艶な表情や仕草を惜しみなく収録。300部限定で販売された特典付き初回限定版が瞬く間に完売するなど、発売前にも関わらず大きな話題を呼んでいる。
光宗は自身の1stソロフォトブックに「今年29歳になるんですけど、フォトブックを制作することが人生の中で無いと思っていたので、決まった時はとても嬉しかったです」と感想を語る。また「私のイメージは、ちょっと作り込んで、女っぽさみたいなのが無いタイプなんですけど、そこを出したりするような撮り方になるのかなと勝手に思ってたんですが、今回撮ってくださった方が元々友人の四方さんで、素の自分というか、テーマのナチュラルな感じに撮っていただいたので、背伸びすることなく嬉しかった」と納得の様子。
お気に入りのカットに「ふだんボールペンとか油絵で絵画アーティストをしているのですが、フォトブックでは初めて布にアクリルで絵を描くっていうことをやりました。時間として1時間半とかそのぐらいなのですが、私の中で新しい試みだったので、撮影ということを完全に忘れて描くのが楽しかったです」と撮影時の感想を語る。またファービー作りが趣味の光宗は「誰が得かみたいなカットなんですけど、そのカットも四方さんとの撮影ならでは、自分らしさを出せたページ」と振り返る。素の状態で撮ることも多く「表紙もなんですけど、全体的にメイクをしていない感じで、衣装も私物が多く、なんか普段の姿そのままみたいなページもあったりで、変な恥ずかしさがあります」と吐露。
周囲の感想は「応援してくださってる方は、すごく喜んでくださって、改めてカタチに残すことができて良かったなと思います。母もとても喜んでくれました。知っている娘の姿で嬉しい」と好評とのこと。今後は絵がメインの作品集も出していきたいと語る光宗は「4月に銀座・ヴァニラ画廊で人生4回目の個展を開催するので、今回のフォトブックを通して、個展の方にも来ていただいたら」と宣伝も忘れない。
『A Tapir on the star』というタイトルについて「Tapirは夢を食べるバク。悪夢の方を喰ってくれるという印象があり、いい存在として描くことが多いです。星を自分として、バクのいる星。なんかこう強い守り神みたいな感覚で。個展のセミに関しても、私はデカいセミに守られたいって願望がずっとあり、それをテーマに持ってきた」と秘話を披露し囲み取材を終えた。光宗薫フォトブック『A Tapir on the star』は好評発売中。
光宗薫フォトブック『A Tapir on the star』
発売日:2022年2月24日(木)
価格:2,640円(税込み)
判型:B5
頁数:96P
出版社:トランスワールドジャパン株式会社
Amazon:https://amzn.to/3Sq1GEk