舞台『パラサイト』原作映画を彷彿とさせる家族写真風メインビジュアルが解禁！

第72回カンヌ映画祭で韓国映画“初”となるパルム・ドールの受賞を果たし、第92回米アカデミー賞では非英語作品として史上初の作品賞受賞のほか監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の計4部門受賞という快挙を成し遂げた映画『パラサイト半地下の家族』が、日本で舞台化。そんな舞台版『パラサイト』のメインビジュアルが本日公開された。

公開されたメインビジュアルは原作である映画『パラサイト半地下の家族』のビジュアルを彷彿とさせる、嵐の前の静けさとでも言うべきどこか不穏な雰囲気を纏いながらも、金田家、永井家とその家政婦らが一堂に会し微笑む、まるで家族写真のような1枚。

日本版『パラサイト』の舞台となるのは90年代の関西。家内手工業の靴作りで生計を立て、地上にありながら地下のように一日中陽がささないトタン屋根の集落で細々と暮らす金田一家。物語の中心となるそんな金田一家の主・金田文平を演じるのは古田新太。身分を偽造し、高台の豪邸に住む永井家の家庭教師としてアルバイトを始める文平の息子・純平を、宮沢氷魚、同じく永井家にアートセラピー教師として取り入る純平の妹・美姫には、伊藤沙莉、美姫に続いて家政婦として雇われる文平の妻・福子を、江口のりこが務める。そして、金田一家とは対照的に高台の豪邸で暮らし、次第に金田家に＜寄生パラサイト＞されていく永井家の主人で、実業家として成功しつつも中身はまるで“土建屋の親父”・永井慎太郎に山内圭哉、美しく品もあるが天然な側面も持ち合わせる“奥様”・千代子を、真木よう子、その娘・繭子を、恒松祐里が演じる。さらに、永井一家の家政婦を務める安田玉子にはキムラ緑子、舞台『パラサイト』オリジナルの登場人物をみのすけと、個性と実力を兼ね備えた魅力的なキャストの共演が実現した。