女優やモデルとして活躍する久間田琳加(くまだ・りんか)が映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』に主演の丹羽茜(にわ・あかね役)として出演することが決定。同作のW主演キャストJO1メンバーの白岩瑠姫とともに発表された。
映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』の原作は、多くのヒット小説を生み出してきた小説サイト「野いちご」で連載され、第1回野いちご大賞を受賞した、汐見夏衛の「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」(スターツ出版刊)。累計発行部数30万部を超え、丁寧に描かれた登場人物の心情と、表現豊かな風景描写で圧倒的共感と感動を呼び、「10代女子が選ぶ文芸小説 No.1」にも選ばれた珠玉のラブストーリー!
無彩色で息苦しいこの世界。救い出してくれたのは、“私を嫌い”な君でした――。マスクが手放せない「優等生」の茜と、自由奔放で絵を描くことを愛する銀髪の青磁。しかし、彼らにはそれぞれ誰にも言えない過去と秘密があり――。
久間田が演じるのは、過去の「ある出来事」が原因で、優等生を演じている女子高生・丹羽茜。学校では「マスク」が手放せず、本当の自分と周囲からのイメージのギャップに思い悩む、自由奔放な青磁とは正反対のキャラクター。久間田はマスクをなかなか外せない役柄という、実社会に生きる現代の若者の姿とも重なる難役をエモーショナルに表現。
本作に関して久間田は「原作小説が書かれたのはコロナ禍の前ですが、マスク習慣が広まった今では、さらに色々な見方ができる作品だと思います。」とコメント。撮影前には、自ら高校生にリアルなマスク事情に関して話を聞く機会を作るなど、センシティブな内容だからこそ真摯に向き合い、丁寧に役作りに取り組んだ。
また、「今回演じた茜役はマスクをするシーンが多く、目線の演技が大切になるため、難しい役柄でしたが、酒井監督にたくさんのアドバイスをいただき、助けていただきました」と明かすように、今までの役柄とは違った苦労もあったが、そんな目線での演技も注目ポイントの一つになっている。
本作は、2023年1月〜2月に行われた撮影を経て、無事クランクアップ。劇場公開は2023年9月1日(金)の予定。次世代の日本映画界を担う若き才能・酒井麻衣監督が、白岩瑠姫、久間田琳加ら今をときめくフレッシュなキャストとともに染め上げる、純度100%の“色鮮やか”なラブストーリー。茜が青磁と触れ合うにつれ心を開き、カラフルな世界の「美しさ」に気付き変化していく物語をお楽しみに!
久間田琳加コメント
私が演じる茜はマスクが手放せない女の子です。原作小説が書かれたのはコロナ禍の前ですが、マスク習慣が広まった今では、さらに色々な見方ができる作品だと思います。今回共演した青磁役の白岩さんは、初めてお会いした時はクールな印象だったのですが、撮影に入るとお喋り好きなことが分かって、役作りでもとても助けられました。酒井監督の作品はこれまでも拝見していたのですが、どの作品も画がとても綺麗で、いつかお会いしてみたいと思っていました。今回演じた茜役はマスクをするシーンが多く、目線の演技が大切になるため、難しい役柄でもあったのですが、酒井監督にはたくさんアドバイスをいただき、助けていただきました。この作品には、どの世代の方が観てもときめく要素が散りばめられています。私も演じていて心地いいと思う瞬間が何度もあったので、スクリーンを通して伝わったら嬉しいです。
映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』
出演:白岩瑠姫(JO1) 久間田琳加
原作:汐見夏衛「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」(スターツ出版刊)
監督:酒井麻衣
脚本:イ・ナウォン、酒井麻衣
製作:『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』製作委員会
制作プロダクション:C&I エンタテインメント、アスミック・エース
製作幹事・配給・宣伝:アスミック・エース
© 2023「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」製作委員会