女優で日本舞踊家の藤間爽子（ふじま・さわこ）が2023年度後期NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に主人公・趣里が演じる花田鈴子の一番の親友・タイ子役で出演することがわかった。藤間は連続テレビ小説で、『ひよっこ』、『ちむどんどん』に続いて3作目の出演となる。
藤間が演じるタイ子は大阪・福島の芸者の娘で主人公・鈴子とは同じ小学校。転校してきた鈴子に最初に話しかけ、それ以来、一番の仲良しという役どころ。出演が決まったことに藤間は「オーディションを受けた時からビビッと根拠もない自信があり『必ずこの作品に携わりたい！』と願っていたので、出演が決まった時は本当に嬉しかったです」と喜びを明かす。また、タイ子を演じるにあたり「戦後を生き抜いてきた逞しい女性たちの姿を、力強く描いていきたいです」と意気込みを見せた。
藤間の起用にあたって制作統括・福岡利武は「鈴子の幼なじみタイ子の藤間爽子さんは、おとなしい中にある芯の強さを表現していただけると思いお声かけしました。芸者の娘の役として、日本舞踊のシーンにも期待しています」と藤間が演じるタイ子への期待を明かした。
藤間爽子コメント
鈴子の幼馴染で親友のタイ子役で出演させていただくことになりました。オーディションを受けた時からビビッと根拠もない自信があり「必ずこの作品に携わりたい！」と願っていたので、出演が決まった時は本当に嬉しかったです。タイ子は鈴子とは正反対で引っ込み思案な性格ですが、実はとても芯の通った強い女性。また、家庭環境が少し複雑という背景もあります。戦後を生き抜いてきた逞しい女性たちの姿を、力強く描いていきたいです。どうぞ楽しみにいてください。
起用にあたって／制作統括・福岡利武コメント
個性豊かな方々を新たに迎えることができ、さらにウキウキ・ワクワクしています。鈴子の幼なじみタイ子の藤間爽子さんは、おとなしい中にある芯の強さを表現していただけると思いお声かけしました。芸者の娘の役として、日本舞踊のシーンにも期待しています。
藤間爽子プロフィール
2017年連続テレビ小説「ひよっこ」でデビュー。2018年に「半神」（脚本：野田秀樹、演出：中屋敷法仁）で、舞台初出演にして初主演を飾る。その後、劇団「阿佐ヶ谷スパイダース」に所属、舞台や映像を中心に活躍の幅を広げている。主な出演作にTBS系日曜劇場枠「マイファミリー」、連続テレビ小説「ちむどんどん」、フジテレビ系木曜劇場「silent」など。2023年3月6日から上演される、世田谷パブリックシアター公演「ハムレット」（演出：野村萬斎）でヒロイン・オフィーリア役を演じる。日本舞踊家としても活躍しており、紫派藤間流三代目家元・藤間紫の名も持つ。
2023年度後期 連続テレビ小説 第109作『ブギウギ』
作：足立紳、櫻井剛 <オリジナル作品>
音楽：服部隆之
出演：趣里、水上恒司、菊地凛子、水川あさみ、柳葉敏郎 ほか
制作統括：福岡利武、櫻井壮一 ／ プロデューサー：橋爪國臣
演出：福井充広、鈴木航、二見大輔、泉並敬眞、盆子原誠 ほか
2023年 秋 放送開始予定
